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日記一覧

某塔音盤店のウェブ・サイトを覗いていたら、ズザナ・ルージイチコヴァー女史の訃報が掲載されていました。ふうむ、そうでしたか。わたくしは女史の音盤は蔵して居りませんが、戦後を代表するチェンバロ奏者、という事ぐらいは認識して居りました。享年90、と

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わたくしの餓鬼の時分、多少とも運動神経の優れている男の子は、大抵は「将来の夢はプロ野球選手」でありました。わたくし自身は運動神経が鈍くて、スポーツ系はまるで駄目。また、自分の親がプロ野球を好まなかったので、子供の頃はプロ野球にそれ程強い関心

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数年前に、共同主催者であった旦那さんが他界して仕舞って、活動を停止して仕舞ったTAHRAレーベル、でありますが、そのうちの幾つかの音盤はAltusから再発されているのは、御存知の事かと思います。この程、有名なフルトヴェングラーの最後のベートーヴェンの

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先日、ヤマカガシに噛まれた小学生が一時意識不明の重体になる、というニュースを取り上げました。蛇毒に対しては、血清がある訳なのですが、ヤマカガシについては血清の生産自体がピンチだそうでして。おやおや。<引用開始>ヤマカガシの血清足りない 個体

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ゲーベルのブランデンブルク協奏曲全曲、と申しますとアルヒーフ・レーベルに録音されたものが有名であります。この程30年ぶりに、再録音が発売される事になったそうで。ふうん。実はわたくし、所謂古楽器派の、一体どこの何様かと言いたくなる「オーセンティ

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世界文化遺産にも指定されている姫路城。遺構は良く残っていると思うのですが、現在市街地となっている所にどの様な建物があったかは、余り詳しい事は解っていない様で(無理もない事とは思いますが)。そんな往時の姫路城の、西の玄関口であった、備前門の遺

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わたくしの如き、還暦リーチのぢぢいがクラシック音楽を聴き始めた当時(高校生の頃、でしたが)ベートヴェンのピアノ演奏と言えば、バックハウスかケンプの演奏が筆頭に挙げられていたものでした。故宇野功芳氏はバックハウスを推して居りましたので、わたく

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昔から「去る者日々に疎し」といいますが、存命中は活発に音盤が発売されていたものの、引退して―或いは没して―時間が経過すると、音盤は廃盤となって入手困難。ごく一部の録音でしか、実際の演奏に触れる事が出来なくなり、只その名前だけが伝わる、という

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日本のトイザラスに直接的影響はない、との事ですが、米国のトイザラスが日本でいう会社更生法を申請して、倒産をしたそうです。その昔、それこそ黒船来襲の如く日本に進出してきて、破竹の勢いで店舗を拡大していった頃をリアル・タイムで知っているものとし

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わたくしは自他ともに許す、ロンドン狂でありまして。英語でなければ意思疎通が出来ない、ライフラインのサービスは日本に比べて格段に悪い、食い物の選択肢が少ない(余り不味い、とは思いませんでしたが、ミントのホットスープだけは降参しました)等々。生

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嘗ては(昭和30年代までは)鉄道は、貨物輸送の大きな部分を担っていた、筈でした。所が高速道路網の普及、御馬鹿な労働組合の、自分で自分の首を絞めるが如きストライキ騒動(これが原因で、生鮮食料品輸送が、鉄道での輸送に見切りをつけたのは有名な話)。

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先日、日本経済新聞の記事でも取り上げられた、LPレコードの復権について記しました。改めて新譜の告知を見てみると―それ程一所懸命に見ていた訳、ではないのであくまでも印象、でしかありませんが―此処へ来てLPレコードの再発の点数が増えて来た様に思

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昭和60年から平成に代わる頃、わたくしは今は潰れて跡形もなくなった、某証券会社の兜町ビルが仕事場でありました。今にして思えば当時はバブル全盛時代、証券会社の鼻息が最も荒かった時代でありましたね。その当時は「日本のウォール街兜町」というフレーズ

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さて。今年の5月にロシアの名指揮者スヴェトラーノフによる、ロシアの作曲家の録音集成が出ましたが、今回その続編発売告知が出ました。今回はグラズノフ、スクリャービン、ラフマニノフと云った所の作品の録音が収録されて居ります。共演者の顔ぶれも、リヒ

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日本では、食用油(天婦羅油やサラダ油等)を、そのまま台所の流しに流す人は―最近の若い人ですと分かりませんが―余りいないのではないか、と思います。「固めるテンプル」という、食用油を固めて廃棄する為の薬剤もありますし、わたくしの母親なぞは新聞紙

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カレル・アンチェルの名前を聞いて、ある種の懐かしさを覚える世代、というのはわたくし前後の年齢の人だけ、ではないかと思います。チェコ・フィルの常任を務めていながら、1968年のチェコ事件で辞任・亡命を余儀なくされ、最後は亡命先のカナダで病没。戦争

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わたくしは(以前にも記しましたが)、ピアニストについては暗い方でありまして。それでもパドゥラ・スコダというピアニストがデームス、グルダと並んでウィーン三羽烏として、1950年代に鮮烈なデビューを果たした、くらいの事は知識として持って居ります。フ

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神社にある太い木には、注連縄が張られている事が良くあります。大木は何か畏敬の念を起こさせるものがある様で、貴人との関わりがあるとされる事も。数年前に惜しくも折れてしまいましたが、鎌倉の鶴岡八幡宮の大銀杏も、そうした典型的な例ではないか、と思

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わたくしの世代ですと、ちょうど20代から30代にかけて、LPレコードからCDへの切替をリアルに体験しているかと思います。元号で言いますと、ちょうど昭和から平成への変わり目、の時期でしょうか。当然、現在20代の若者はLPレコードをリアルでは知らない

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わたくし自身は、幸か不幸か、左心室の鼓動に幾らかの異常があるらしいのですが、数年前に副甲状腺の手術をする前に診てもらった事があります。その時は「これは老化現象の一つで、全く心配ありません」と言われて一安心。只、母方の祖母、叔父は心筋梗塞で亡

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俳優の土屋嘉男氏が、去る2月8日に亡くなられていた事が報じられました。享年89。天寿を全うして、と申し上げてよい御年齢だった、とは思いますが寂寥感は禁じ得ないものがあります。嗚呼。<引用開始>「七人の侍」の俳優、土屋嘉男さん死去 黒澤作品の名脇

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さて此処へ来まして、因循姑息(毎度御馴染)な音楽的嗜好の持主でありますわたくしの、耳目を聳たせる様な新譜の告知が続いておりますが(何れ機会を改めて、感想文を綴りたいと思います)、また驚天動地(大袈裟)の新譜の告知情報が。嗚呼、なんてこったい

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桂きん枝、という落語家さんですぐ連想するのは、昔懐かしの『プロポーズ大作戦』での「愛のキューピット」役で、もう一度会いたい人を探すレポーターの役であります。番組が終わったのが―ウィキペディアによりますと―昭和60年、と言いますからまあ大昔も良

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わたくしの嫌いな指揮者の最たる一人である、某クラウディオ・アバドはオペラの全曲盤もかなりの数残しているのは、わたくしでも認識して居ります。さて、その某ア〇ドがDGに残したオペラの全曲盤(並びに序曲集・アリア集)をまとめたボックス・セットが発売

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少し前までは、太陽系以外の恒星系で、惑星が存在するかどうかは中々わかりませんでした。近年は観測技術の長足の進歩で、結構な数の惑星の存在が確認されています。更には生命が存在する、と思しき距離にある(主星の恒星からの距離で)惑星も見つかる様にな

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さいたま新都心の駅が開業して10年余り、東側にはコクーンという名前の大型商業施設が出来て、休日ともなりますと結構な人出が。一方西側は、官公庁系の建物の他はこれ、という建物はなかったものの、最近になって漸くJR東日本の経営するホテルが出来たり、日

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