昨日、自民党本部で開催された両院議員懇談会。
冒頭に挨拶した石破総裁は、先の参院選の惨敗を詫びたが、
日米合意した関税の実行を見届けるなどを理由に、続投を表明した。
参加議員からは、退陣を迫る意見とともに、
続投容認の意見もあり、議決権のない懇談会は
そのまま閉会となった。
退陣要求をする議員達は、議決権のある両院議員総会の
開催に必要な議員の3分の1を超える書名を集めている。
大手新聞社の世論調査では、
全体で退陣40%、続投46%と拮抗しており、
自民党支持者に限ると、退陣10%、続投80%と
圧倒的に続投支持となっているデータもある。
この数値の意味するところは、今回の参院選敗退の責任は、
石破総裁にあるのではなく、自民党そのものににある…、
言い換えるなら退陣か、続投か以前に
解決すべき問題があると受け止めているのだ。
衆院選、都議選、参院選3連敗は、考えてみれば、
統一教会、裏金問題、政治資金規正法など、
歴代総裁が何もしてこなかった自民党体質のツケが
一気に回ってきたと言える。
そういう面では、石破総裁にだけ責任を問うことは
たしかに筋が通らないかもしれない。
だが、忘れてならないのは、
自民党の金権体質を変えようとしてこなかった点では、
石破総裁も同罪であることだ。
議員総会懇談会で、自民党の体質そのものを造り替えるビジョンすら、
石破総裁の口から語られなかったことが残念だ。
石破降ろしが成功しても、
このままでは誰が総裁になったしても
自民党は変わることがなく、終わりの始まりとなるだろう。
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