旧日本軍は、敗退しても転進と言い替えて、
国民の目を騙し続けてきた。
ウクライナ侵攻をしたときには
意気軒昂だった、プーチン大統領は、
いま、旧日本軍と同じように追い込まれている。
侵攻し、占領し、一方的に併合したウクライナ南部のヘルソン州から
撤退を決めたプーチン大統領は、「これは戦略撤退である」と
強がって見せた。
戦略的とは、300年前にロシアとスウェーデンのあいだで
大きな戦争があったのだが、
このときに、ピュートル大帝が一時撤退し、
その後反転攻勢して勝利したことになぞらえているらしい。
300年前の大帝の戦略を引き合いに出して戦略撤退とは
いかにも苦しい言い訳に聞こえる。
対してウクライナのゼレンスキー大統領は、
この撤退を偽装作戦だとして、
「敵が贈り物を我々によこすわけがない」と冷静だ。
情報局出身で実戦体験のない大統領が、
ない知恵を絞った机上の策が、
果たして通用するか、見物である。
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