第二次世界大戦で、
日本とドイツは敗戦国になった。
その後の足取りは異なるものの、
復興を遂げてそれぞれアジアと欧州で、
経済をリードする国になった。
敗戦から76年、
奇しくも今年国の責任者が交代した。
しかし、その交代劇の中身は雲泥のさがある。
ドイツはメルケル前首相も連立政権だったが、
今回のジョルツ首相も同様だ。
脱炭素を目指す緑の党も連立に加わるなど、
柔軟で将来を見据えた視野の広さも感じる。
そして何よりも、驚いたのは連立合意文書で、
核兵器禁止条約にオブザーバーをとして参加すると
表明したことだ。
ドイツは日本同様にアメリカの核の傘の下にある。
一方の日本は自公連立とは言え、
岸田新内閣は、前例踏襲でなにも新味がないし、
たんなる数会わせで、連立のインパクトはまったくない。
先の衆院選でも、立憲と共産が選挙協力しただけで
安倍元首相は「立憲共産党」を揶揄する心の狭さだ。
核兵器禁止条約へのオブザーバー派遣については
アメリカに遠慮して後ろ向きの姿勢を続けている。
二つの敗戦国には、いつの間にか
大きな開きができてしまったようだ。
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