実感のない景気回復。
幻だったアベノミクス。
株価上昇と賃金目減り。
安倍首相の辞任会見後に、
ようやくマスコミは7年8ヶ月の総括を始めた。
在任中のトーンに比べると、総じてマスコミの評価は厳しく、
政府と国民意識との乖離が浮き彫りになっている。
そんななか、政治的空白をつくるべきではない。
病気の総理の負担軽減のために早くバトンタッチすべきである。
などともっともらしい理由をつけて、
次期総裁選出は、二階幹事長を中心に、党員投票をせずに、
両院議員総会で、国会議員と党員代表だけでの実施が決まった。
二階幹事長は完全にキングメーカー気取りで、
自分の操りやすい候補者を支援し、
そこに逆らうと大臣人事で不利になる流れをつくりつつある。
与党内でもほんの一部に、党員投票で首相候補の公約を
広く国民にも広報すべきだという意見もあるが、
公論で決するとキングメーカーの役割がなくなる。
岸田、石破、菅の3候補のうち、
国民からもっとも支持を受けているのが石破候補だが、
人気投票になることは絶対に避けたかったのだろう。
結局、7年8ヶ月続いた国民との乖離構造が継続されるのかと思うと、
うんざりしてくるのだが。
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