灯火親しむべし。
7世紀の唐時代の詩人の言葉から
生まれたと言われている読書の秋。
今年も10月の末から読書週間が始まる。
日本では、いま出版社の倒産が続いているそうだ。
電子ブックの普及で、電車の中でもiPadやスマホで
読書を楽しむ人もよく見かけるので、
本離れが深刻化しているといってもなんとかなっていると
思っていたのだが…。
その電子ブックが本屋を直撃して、
本屋の閉店が相次ぎ、出版社の倒産という
悪循環に繋がっているという。
東京でも確かに町の本屋が姿を消した。
地方都市ではもっと深刻なのだろう。
厚く、重く、知の詰まったボリューム感が
本の本質だと思っている私のような人間から見ると
電子ブックは、なじめない。
また、本屋で中味を確かめ、
同系列の本と読み比べて買うようにしているので
ネットでの購入は、特別の場合しか利用しない。
本の出版部数は、その国の知性を映す鏡といわれている。
出版社の倒産は、その鏡が曇っていくようで、淋しい。
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