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2018年09月06日18:30

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スピーカーはまっすぐに

標題は、名プロデューサー、ジョン・カルショーの回想録「レコードはまっすぐに(PUTTING THE RECORD STRAIGHT)」のもじりです。

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昔、LPレコードが曲がらないように「まっすぐに立てて置くように」という注意書きがつけられていたそうです。原題は、「記録を正しくしておく」という意味とを引っかけてあるのだそうです。

夏は、音楽鑑賞はシーズンオフ。特に今年は大変な猛暑だったので、室温はうなぎ登りで鑑賞どころではありませんでした。室温上昇によって機器類は熱を持ちますのでオーディオ機器に火を入れることはあまりありませんでした。オーディオも夏休みというわけです。

たまに、スイッチを入れても出音はイマイチと感じることが多く、それもこれもみんな猛暑のせいにしていました。

そろそろ8月も末ということで聴き始めたのですが、やはり、どうもしっくり来ず納得できません。久々に通電したからだとか、相変わらずの猛烈な残暑のせいだとかにしていましたが、いつまでたってもしっくり来ないのでそうは言っておられなくなりました。そこで、掃除したり、細かい調整をし直したり。スピーカーのセッティングも水準器で確認しましたが標準内に収まっています。

ところが…

なかなかスッキリしないので、もしかして…?とさらにスピーカーセッティングを詰めてみました。

ピンポン!でした。

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水準器の枠線内に収まっているのでよしとしていたのですが、ほんのわずか泡が中央から外れていたのです。スタンドへの組み付けは安定しているので、スパイク脚の高さでミリミリの調整で仕上げます。これで、ふっと空気が清澄になり奥行きの見通しがすっとよくなったのです。

スピーカー1本なら、それほど厳格に水平・垂直にこだわる必要はないと思います。かつて805を使用していた頃は、ほんの少し仰角をつけていました。B&W800シリーズは、高域がきつくなる傾向があってツィターとの位相合わせで少し仰角をつけるのがよいようです。仰角の左右は、底面前後の高低差で傾斜を合わせていました。

しかし、システム上流のクォリティが上がって、特に分解能が上がってくると、そういう甘い調整では、左右スピーカーの焦点合わせが難しくなってきます。

現在のT4では、いろいろやってみた結果、仰角ゼロが一番良いということになりました。そうであれば、水準を合わせることで左右スピーカーの厳格な焦点合わせができます。そして、これが想像以上に音に影響します。いったん焦点の合った音を聴かないとわからないものですが、水平垂直は非常に大事です。スピーカーはまっすぐに…というわけです。

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スピーカーは動かないようでけっこう動いてしまっています。

私のように、サイドプレススタンドは組み付けがデリケートだと、組み付け直後安定するまでは、けっこうちょくちょく確認しては調整する必要があります。それでも2週間ほどすると安定して動かなくなります。そうなってしまえばその安定度は通常のスタンド以上のものがあると思います。それでも、微小地震などでわずかにずれていきます。気がつかずに触れてしまったり、置くだけセッティングのボードやスタンドはけっこう動いています。今回は、やはり室温の上下の影響があってわずかに歪んだのでしょう。もちろんミリ単位もしくはそれ以下の精度のお話しです。でも、それでも音は甘くなるのです。

9月に入って、夏の間にさぼっていたツケがまわったというわけです。

さて… これからサボっていた夏休みの宿題に取り組みます。



(追記)
このたびの北海道の地震で被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。

東京では未明ということもあってまったく気づきませんでした。それでも北海道にご実家のある友人は直後に電話をされてご両親の無事を確認されたそうです。

気づかなかった私はスマホのニュースメールで初めて知りました。TV報道の恐ろしい画像を見て震え上がりましたが、ふと、またスピーカーの水平度を確認したところ、左右両スピーカーともそろってわずかに右に傾いでいました。
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