ミラノ滞在4日目は日曜日。ヨーロッパ中に寒波が襲ったこの1週間のなかでも最も寒い日となったこの日曜日は、最高気温でも零度を超えないという寒さ。ちょっと頭の中の地中海の国イタリアというイメージが凍り砕かれるような一日となりました。実は、日曜日
とにかくタフなリサイタル。バッハのパルティータ全6曲を一気に演奏する。第1番から、1&2、3&4、5&6と2曲ずつ、くり返しを省略することなく弾き通す。2回の休憩をはさみ3時間をはるかに超えるソロ・リサイタル。しかも、この日だけではない。す
久しぶりにGRFさんのお宅をお訪ねしました。イタリア旅行土産のワインを1本持参してお訪ねすると、お部屋のジャーマンのDDDユニットはすっかりかたづけられていて、まず、これが最初のびっくり。ここのところアナログLP再生一途ということで、この日
著者が『はじめに』で断りをいてているように本書は『作曲家バルトークの伝記ではない。』ここで登場するバルトークは民謡の発掘・採集とその分析研究というものに文字通りその全人生を消尽しつくした民俗音楽者としてのバルトークだ。内容はその意味で極めて
桜の開花とともに東京春祭が始まりました。年々、内容が充実している東京春祭ですが、その特色は東京・上野という日本最大の文教地区という地の利を活かして東京文化会館を中心に東京芸大奏楽道、各博物館、美術館などヴェニューが多様で、多彩なジャンルに特
さて、ミラノ・スカラ座をしゃぶり尽くす旅の第3夜。ヴァイオリンの街クレモナに遊び思わぬローカル料理との出会いがあったその夜、スカラ座はまた別の立ち位置を見せてくれました。それは、ファッションの街、デザインの街、そういう国際都市ミラノの華やか
私の日記に対して、ある方からレスいただいて、デッカのウィーンでの録音拠点だったゾフィエンザールのことが話題に上りました。ゾフィエンザールは、もともとはコンサートホールではありませんのでステージは存在せず平土間だけの空間なのですが、ここも床下
久しぶりのミューザ川崎シンフォニーホール。といっても、コンサートではありません。この日は、ヒジヤンさんのお誘いでミューザ川崎の主催イベント「MUSA音楽サロン」(東響メンバーの室内楽とともに)というシリーズの第3回「心地よい音響」です。ゲス
ミラノ滞在4日目は、クレモナまで日帰り旅行をしてきました。もちろんクレモナと言えばヴァイオリンの街。豊かな中世の面影をたたえた美しい街でもあります。ミラノの南東、同じロンバルディア州にあって、ボローニャ行きの列車に乗って1時間ほどのところ。
ミラノ滞在の3日目となるこの日は、昼食の時間をたっぷりと取ってミラノの食を楽しみました。実は、それはまた、30年前の家族旅行のセンチメンタルジャーニーも兼ねていました。ミラノには30年前に家族で来たことがあることは『最後の晩餐』鑑賞でも触れ
若手や新進気鋭の新人の登竜門として、企業メセナの音楽事業としても、リサイタル企画としても独特のポジショニングである、紀尾井ホールの「明日への扉」シリーズ。このシリーズは、無料公開だった「ニュー・アーティスト・シリーズ」を引き継いだもので、そ
ミラノ・スカラ座をしゃぶり尽くす旅。その初日です。実はスカラ座を30年ほど前に訪ねたことがあります。ボックスオフィスで当日券があるかと聞くと「ある」とのひと言に狂喜…ところが「でも、公演が開催されるかどうかわからない」との話しに愕然。演目ま
ヨーロッパ音楽三昧の旅、今回は、ミラノのスカラ座をしゃぶり尽くす一週間ほどの旅です。イタリアというのは、言うまでもなくオペラ文化の国。だからイタリア各都市には歌劇場があっていずれもハイレベル。なかでもここミラノのスカラ座(Teatro alla Scala
20台の若さでヨーロッパ文壇の新星としてもてはやされたゲーテは、ワイマル公国の宮廷に懇請されて同国の行政官となり長くこれに関わりワイマールの街に骨を埋めることになる。その若きゲーテが、宮廷への任官に悩み、そして、小国とはいえ一国の政治に奔走
玉井菜採さんは、紀尾井ホール管弦楽団のコンサートミストレスとして私にはとてもなじみがあります。とはいえリサイタルには足を運んだことがなく、ソリストとしては初めての体験。上田晴子さんは日本とパリで音楽活動をなさっており、パリ国立高等音楽院の助
中国の軍隊、すなわち「人民解放軍」は中国共産党の私軍である…ということをどれだけの日本人がご存知だろうか。先進主要国の軍隊は、制度的に国家に所属する「国軍」であり政治的に中立だが、解放軍は共産党という特定政党に忠誠を誓う世界最大の「私設軍隊