この日の白眉は、なんと言っても池松 宏さんをソリストに押し出してのトゥビンのコントラバス協奏曲。オーケストラも、実は、この協奏曲が最大の編成。前後のシューマンやメンデルスゾーンはオーソドックスな2管編成ですが、この曲では、さらにトロンボーン
音楽嗜好症というのは病的に音楽が好きだとか、並外れた天才性を発揮する人々のこと。青天の霹靂のように音楽が好きになってしまったという突発性音楽嗜好症になってしまった同僚の医者の例は鮮烈だ。避雷のショックによって失神しやけどを負うという事故の後
飽くなき文献渉猟を積み重ね《桂離宮神話》の虚構を暴いた井上先生が、ここでは《白木屋伝説》の虚構を暴いて見せた。まさに驚愕の真実である…ネタバレかもしれないが、以下に本著の日本女性のパンツに関する見解を要点のみ列挙する。1.日本女性は、昭和初
五感が融合し統合された「意識」のオペラ。音楽と演劇、美術が見事に協調し、人間の知覚知能や思考の多層的な深部に分け入っていく。そこから得られる幻想は、どこに真実があるのかも不明で多義的。そのことにオペラという五感の芸術の醍醐味、楽しさを感じさ
表題につられて手にしたが、久々のガッカリ本。表題はどうやら翻訳の出版社がつけたようで、原題は「A Thousand Brains -- A New Theory of Intelligence」。まあ、直訳すれば「千の脳 ――知能の新理論」ということになるだろう。その新理論とは、《人間の
私が卒業した小学校は区内で二番目に古かった。区内最古を誇ったのは、創設が1年だけ前の明治7年開校のY小学校でした。そのY小学校は《赤ふん》で有名でした。区の臨海学校で一緒になると、なるほど、男子児童は全員赤ふんで、これを見た同級生の女の子た
佐藤俊介と小菅優のデュオ。大ファンである二人のデュオということで、どうしても聴きたいリサイタル公演でした。もともとはベートーヴェンイヤーにナチュラルホルンのトゥーニス・ファン・デァ・ズヴァールトとのトリオを予定していたものが、コロナ禍の入国
マイミクさんが紹介してくれた佐川文庫のサロンコンサートに初めて行きました。佐川文庫は、1984年から93年まで水戸市長をつとめた故佐川一信のメモリアルとしての私設図書館。佐川氏は、水戸市長在任中に市制100年記念として水戸芸術館の創設に尽く