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日記一覧

(ちょっと前置き)今年最後のコンサートレポートです。PCのトラブルで、アップするのが大幅に遅れてしまいました。ともあれ、今年も充実したコンサート生活を送ることができました。皆さま、よいお年をお迎えください。(以下、本文です。)新人の登竜門で

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今年は、20世紀の大作曲家オリヴィエ・メシアンの没後30年にあたります。メシアンの演奏といえばこの人…とも言うべき児玉桃さんが、同じく開館30周年という浜離宮朝日ホールで、3回にわけてのメシアン・プロジェクト。その3回目のアンサンブル・リサ

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観せる、聴かせるモーツァルト。まっとうなドン・ジョヴァンニ。でもそこにはモーツァルトらしい人間の洞察とかが浮かんでこない…。プロダクションとしては、2008年の制作なのでけっこう古い。新制作のものはたいがい観るようしていたのだが、見過ごしていた

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3世代にわたるロシアの作曲家による室内楽をずらりと並べたプログラムは壮観。それは《ロシア》というものを一元的に見がちな私たちの目を洗い流すようなもので見事。いまだからこそ聴くべきプログラムとも言えますが、実はこの企画が決まったのはロシアによ

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田部京子さんが、浜離宮朝日ホールで続けているドイツ・ロマン派のリサイタルシリーズ。そのシューベルト・プラス・シリーズもいよいよ最終回。これまで取り上げられた作品の中から、田部さん自身が最終回に聴いてもらいたいと特別にセレクトされた3曲。シュ

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久しぶりに新国立劇場のバレエに足を運んだ。バレエというよりダンスということで、いずれもモダンな振り付けによる創作ダンス。第2部の「春の祭典」が面白かった。一貫して男女のデュオによって踊られる。原作やベジャール版のような生贄の乙女と原始的祝祭

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ピリオド仕様のガダニーニとモダン仕様のストラディヴァリウスのそれぞれの名器を堪能した。ムローヴァは、ここのところ来日のたびにこうしたピリオドとモダンの弾き分けを披露しているようだ。ピリオドは古楽の演奏、モダンは近現代、あるいは、ロマン派以降

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レヴィットは聴いたことがありませんでした。たまたま見たチラシがどうしても気になってチケットを購入したのです。ベートーヴェンのソナタということでは、いま一番の注目のピアニストと知ったのはその後のことです。だから聴く前の頭の中は白紙のままでした

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エグいオペラ。実にエグい。部分的にはえげつないと言えるほど。何がエグいって、一番エグかったのが、ボリスの息子フョードル。といっても歌手のことではない。黙役を演じたユスティナ・ヴァシレフスカのこと。この演出ではフョードルと聖愚者を同一のものと

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この秋も、岡山のオーディオ仲間の音会に参加させていただきました。その音会の前日に仲間の方のご案内でT氏宅を訪問しました。Tさんのお住まいは、岡山市に隣接する瀬戸内市の古くからの歴史的な良港・牛窓港の後背の斜面にあるオリーブ園のすぐそば。素晴

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芸劇ブランチコンサートにはふたつのシリーズがあって、一方は清水和音さんがコーディネートする「名曲ラウンジ」、そしてこちらが八塩圭子さん司会の「名曲リサイタル・サロン」。どちらも若手中心でそれを清水さんなどのベテランがさりげなく支えるという感

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大久保利隆は、駐ハンガリー全権公使として、欧州の現場からドイツ不利との戦況を発信し続け、大島浩駐ドイツ大使による対ソ参戦の提言を断固阻止して、大島や東条英機の不興を買って左遷された気骨の外交官。決死の思いで帰国を果たし、「ドイツは持って、あ

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2月のロシア軍によるウクライナ侵攻で、一躍、脚光を浴びたロシア軍事研究家・小泉悠。評論家、作家、映画監督ら、各界の異色の人材たちと、侵攻開始後200日までを振り返る対談集。 対談だけに読みやすく、時事報道の枠組みにとらわれない自由な発想から

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鈴木優人さんといえば、チェンバロなどの鍵盤楽器奏者にしてバッハ・コレギウム・ジャパンの首席指揮者――古楽演奏家というイメージが先行しますが、このアンサンブルシリーズでは、20年にヴィヴァルディとケージを対峙させるなどの新しいアプローチで話題

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たった1時間のブランチコンサート。 ですがいろいろと発見とか驚きがあって新鮮。今回はふたつのサプライズ。 最初に登場したのが、ヴァイオリニストの小林壱成さん。 小林さんは、実は今年の初めに紀尾井ホールでの「明日への扉」で聴いたばかり。「明日へ

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10年以上通い続けてきた、町田市の小さなサロンコンサート。その歴史はさらに古くてもう30年以上になります。そのサロンコンサートが今年で最後を迎えます。小さなコンサートというのは、他にもあることはあります。けれども、いかにも手作りで、これほど

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こんな素晴らしいプロダクションが日本に居ながらにして楽しめるなんて。ヘンデルのバロック・オペラを堪能しました。面白くて面白くて、4時間半の長丁場もあっという間。お尻は痛くなりましたけど…。 演出は、ロラン・ペリー。もともとは2011年にパリ

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プーチンによるウクライナ侵攻と中国の対外的拡張姿勢を目の当たりにする、今の国際情勢のなかで、インドの外交姿勢が注目を集めている。インドのモディ首相は、安倍元総理の国葬に出席し、「自由で開かれたインド太平洋」という安倍外交への支持を強く印象づ

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とても若いピアニスト。東京音大の修士課程を終えたばかり。 先月の芸劇ブランチコンサートで、清水和音さんのピアノの譜めくり役を務めていて、清水さんから呼び止められ、次のリサイタルに出演予定なのでよろしくとの紹介がありました。 ナビゲーターの八塩

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第132回の定期は、トレヴァー・ピノックの第3代首席指揮者としての初の登場。コロナ禍やピノック自身の体調不良で遅れ遅れになっていたもの。高齢のこともあって不安に思っていましたが、それを吹き飛ばす素晴らしい演奏でした。ピノックの持ち味がとても

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「待望の新人」というのはいかにも陳腐な修辞ですが、他に言い様がないという思いがあったのです。紀尾井ホールの「明日への扉」は、新人の登竜門として一目も二目も置かれる存在です。そのことは、クラシックファンにとってもこれからプロのプレーヤーを目指

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神奈川県民ホールに初めて出かけました。横浜は、みなとみらいホールの存在感が突出していますが、こちらのホールはむしろ老舗といってもよいホール。とはいえ老舗ということになると県立音楽堂があって、その両者に挟まれて、クラシックの演奏会場としてはこ

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19世紀後半に湧き上がったジャポニズム。その熱狂は、ゴッホやモネなどの印象派の画家たち、ロートレックなどのポスター画、アールヌーヴォーの工芸品といった造形芸術のみならず、ドビュッシーなどの音楽や文学などあらゆる芸術分野に影響を及ぼし西欧の美

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オール・シューベルト・プログラム。しかも、前半は、この芸劇ブランチコンサートに通うようになってからたぶん初めての歌曲。バリトンの加耒徹さんは、スリムなイケメン。この日、ほぼ満席となったのはどうも加耒さんの人気のせいらしい。一見、小柄なのにど

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時間がかかったが《一気読み》と言ってよい。面白かった。「グランドホテル」とは、戦前の名画「グランドホテル」で知られる手法。さまざまな人物が、「満州国」という大きなホテルを舞台に出入りして、それぞれの人生模様が同時進行で出会い、言葉を交わし、

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2月のロシア軍によるウクライナ侵攻で、一躍、脚光を浴びたロシア軍事研究家・小泉悠。以来、著者はTVなどで引っ張りだこ。さすが、「職業的オタク」を自認するだけあって、本書もリアリズムに貫かれている。今年2月のウクライナ侵攻開始のほぼ1年前に書

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この日の白眉は、なんと言っても池松 宏さんをソリストに押し出してのトゥビンのコントラバス協奏曲。オーケストラも、実は、この協奏曲が最大の編成。前後のシューマンやメンデルスゾーンはオーソドックスな2管編成ですが、この曲では、さらにトロンボーン

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音楽嗜好症というのは病的に音楽が好きだとか、並外れた天才性を発揮する人々のこと。青天の霹靂のように音楽が好きになってしまったという突発性音楽嗜好症になってしまった同僚の医者の例は鮮烈だ。避雷のショックによって失神しやけどを負うという事故の後

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飽くなき文献渉猟を積み重ね《桂離宮神話》の虚構を暴いた井上先生が、ここでは《白木屋伝説》の虚構を暴いて見せた。まさに驚愕の真実である…ネタバレかもしれないが、以下に本著の日本女性のパンツに関する見解を要点のみ列挙する。1.日本女性は、昭和初

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五感が融合し統合された「意識」のオペラ。音楽と演劇、美術が見事に協調し、人間の知覚知能や思考の多層的な深部に分け入っていく。そこから得られる幻想は、どこに真実があるのかも不明で多義的。そのことにオペラという五感の芸術の醍醐味、楽しさを感じさ

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