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日記一覧

昨年(2018年)、死去した津本陽が本書で1978年に第79回直木賞を受賞、文字通り出世作となった作品。著者は、和歌山市出身。その地元である紀伊半島南部太地湾は慶長年間から鯨漁で栄えたが、明治11年年末に起きた"大背美流れ"と呼ばれた大規模な遭難と、

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イブラギモヴァといえば、震災の年に所沢で聴いたバッハの無伴奏が忘れられません。会場は針を落とせば聞こえるかという極限までに静まりかえり、その漆黒の静寂の闇のなかで、まるで真っ白な羽毛が宙に浮遊し舞うかのように美しい音楽でした。彼女たちのリサ

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新国立劇場の新作オペラ『紫苑物語』(作曲:西村 朗)の初演・開幕に行ってきた。日本人作曲家による新作オペラの上演は、新たに芸術監督に就任した大野和士の執念のようなものだったらしい。そのことにふさわしい大作オペラの誕生だった。『紫苑物語』は石

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先日、NHKBSの早朝に放送されている「クラシック倶楽部」をのぞいたら(ビデオ再生ですが)、ジャン・ロンドーという若いチェンバロ奏者のリサイタル収録が放送されていました。ジャン・ロンドーは、1991年パリ生まれで、パリ国立高等音楽院でチェンバロ

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ピアニストのアリス・紗良・オットが難病の多発性硬化症と診断されたことを明らかにしたという。水泳の池江璃花子の白血病と相次ぐショッキングなニュースだ。実は、つい最近、オットのコンサートのライブ録音を聴いて、改めてこのピアニストをもっとフォロー

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東京の空に雪の舞う寒い一日でしたが、トップクラスのオールスター弦楽器軍団の魅力たっぷり、新しい境地を楽しませる紀尾井ホール室内管弦楽団の定期演奏会でした。テーマを〈アポロンに寄せて〉と題しての、この日の演奏会はすべて弦楽器だけの室内オーケス

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ピアニストにしてエッセイスト、そして、無類のドビュッシー・マニアである青柳いづみこの連作エッセイ。その出発点は、著者自身がドビュッシー未完のオペラ『アッシャー家の崩壊』のコンサート形式での上演。伴奏は著者自身ともうひとりの若いピアニストによ

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ここのところ青柳いづみこさんのドビュッシー本にはまっていて、そこからドビュッシーのヴァイオリン・ソナタばかりを聴いています。この曲は、いわば"B面"の曲。私は、この曲をお目当てにレコードやCDを買った憶えがなく、しかも、私は、レコード、CDは

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ベルチャ弦楽四重奏団
2019年02月03日17:36

ベルチャSQを聴いたのは、もう10年近く前のこと。その真摯で厳しいたたずまいの音楽に清新な風を聴いたというのがその時の感想で、ちょうどアルバン・ベルクSQが解散した直後でもあり、それを引き継ぐ世界トップのクァルテットであることを確信し、むし

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「ドビュッシー最後の一年」に触発されて読んでみた。というよりも、それが入着する前に先行して読み始め、「最後の一年」と並行して読み進み読み終わったのが後先になってしまったというのが真相。演奏でも著述でも大変なドビュッシー・マニアの著者の渾身の

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