「ミカンの味」が面白かったので、同著者の名を世に知らしめた代表作も読んでみたいと手に取った。言ってみれば、モーパッサンの「女の一生」の現代韓国版といったところだろうか。モーパッサンのように劇的、社会的ではなく、ごく平凡平易で日常的、時代との
話題沸騰の書。明らかに人体を模した縄文土偶だが、その造形の奇妙きてれつさは類例がなく、長い間の謎でありありとあらゆる主観的直観的な類推が語られてきた。その土偶の「正体を解明した」と宣言する。土偶は、縄文人の姿でも、妊娠女性でも地母神でもない
念願かなっての初めてのオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)体験。しかも、これも念願だった三鷹の風のホール初見参でした。OLCが創設されたのは2002年。年に2〜3回の定期演奏会を開催するなど活動を続けてきましたが、2019年のバルトルド
プロの、しかもトップクラスのピアニストのポジションニングの難しさということに、ちょっと考えさせられてしまいました。この日のゲストは實川 風(じつかわ かおる)さん。八塩圭子さんのインタビューにもはきはきと応え、物怖じせず快活によく語ります。な
アンデルシェフスキーが指揮も兼ねるとのアナウンスを早呑み込みしていたので、最初のプロコフィエフが指揮者なしでいきなり始まったことに度肝を抜かれました。この曲は、楽団10周年の記念公演(当時:紀尾井シンフォニエッタ東京)で、やはり、指揮者なし
海馬というのは、脳の一部で記憶を司ると言われている器官。形がタツノオトシゴ(英:“sea horse”)に似ているので、その分類学名“Hippocampus”がそのまま呼称となっている。つまりは、本書は人間の「記憶」をめぐるエッセイ。心理学は科学なのか?心理学
東京芸大在学中の2003年に、同級生3人で結成されたピアノ・トリオ。各自それぞれが自分の道を歩み、それぞれが確かな地歩を得た。ヴァイオリンの白井圭は、昨年、N響のゲスト・コンサートマスターに就任。チェロの門脇大樹は、神奈川フィルの首席奏者。ピア