田部京子さんが、浜離宮朝日ホールで続けているドイツ・ロマン派のリサイタルシリーズ。『シューベルト・プラス」の第7回。コロナ禍での中断で、このシリーズ、実に1年半ぶりのことになります。予定されていた回の振替として、昨年末に特別演奏会がありまし
読響のアンサンブル・シリーズ。今回は、日下紗矢子さんがリーダーとなっての室内合奏団。日下紗矢子さんは、ベルリンのコンツェルトハウス管弦楽団のコンミスとして活躍されています。コンツェルトハウス管といっても、日本ではちょっとなじみがないかもしれ
友人の奥谷浩子さんのコンサート。奥谷さんは私にとっては友人というだけでなく、ピアノの先生。といっても私はピアノが弾けるわけではありません。いろいろと音楽のこと、ピアノ奏法や楽器のことを教えていただいたという意味で「先生」というわけです。奥谷
古楽ファンにとっては、NHK-FM「古楽の楽しみ」案内役としてもおなじみの大塚直哉さんが、2018年以来続けているレクチャー・コンサート。「オルガンとチェンバロで聴き比べるバッハの“平均律”」と題して、バッハの“平均律”のプレリュードとフーガを1
田中角栄は「金脈」で失脚し、「ロッキード」で息の根を止められた。田中は、最後まで無罪を主張し続けたが、脳梗塞で倒れ政界引退を余儀なくされ、その死去により上告審審理途中で公訴棄却となった。田中の元秘書・榎本敏夫の上告審では最高裁は田中の5億円
自由奔放、そして軽妙なカルメン。いわゆる現代への前衛的《置き換え演出》のなかでも近年もっとも成功した、楽しくなおかつ見応えのあるプロダクションだった。それでいてその五感いっぱいに拡がるノリのよさは、オーケストラピットとの相乗効果を生み出し音
コロナ禍のなか満を持しての登場は、とびきりのフレッシュアーティストそのもの。体を張った演奏は、打楽器奏者というよりボディ・アーティストというべきか。樋渡さんは、4歳のころからヤマハ音楽教室に通い、中学の部活で打楽器、高校でマリンバを始め、東
オーケストラ団員による室内楽アンサンブルというのは、ウィーン・フィルが古くから取り組んでいました。日本では、何だか兼業禁止のような雰囲気があったし、地味な世界なので集客力もなく、機会はとても限られていました。そういう中で読響のメンバーは、虎
日清戦争の前後、1894年から1897年にかけて4度にわたって朝鮮を旅行した英国婦人の大旅行家イザベラ・バードがつぶさに見聞した朝鮮旅行記。すでに60歳を超えていた老婦人の老獪なまでの忍耐力、確かな観察眼による詳細な描写、正直というより無遠