鉄腕アトムはアニメ主題歌の中で、
♪心やさしい科学の子と歌われている。
人類の平和のために闘うヒーローとして描かれていた。
21世紀になり、先進国では生産ラインのロボット化が進み、
さらに自動車の自動運転、無人の戦闘機、将棋や囲碁の世界も
人工知能が人類の能力を凌駕し始めている。
しかし、ある程度予測されたことではあるけれど、
生産現場ではロボット化による生産性の向上が、
雇用増大には結びつかず、失業がふえつつあるという。
また、ロボットに限らず、さまざまな技術革新が従来の
ビジネスモデルを壊しはじめている。
例えば、スマホのアプリを活用した白タクもそのひとつだ。
スマホにアプリをダウンロードして、顧客から呼び出しがあると、
自家用車が格安のタクシーに変身する。
このようなモデルは、オンデマンドエコノミーと呼ばれ、
米国でもう当たり前になっているらしい。
日本でも導入が検討されているが、タクシー業界は猛反発している。
科学の進歩、技術革新によって、人間社会はどう変化していくのだろうか。
ロボットは、旧いモデルをつぎつぎと壊していき、
今度は人類が、その変化に必死になってついていく、
主客転倒の時代が、もう始まっているのではないか。
果たして、ロボット達が♪心やさしい科学の子、と呼べるかどうか、
手塚治虫先生に聞いてみたい。
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