mixiユーザー(id:10159995)

2016年03月10日07:56

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不安全神話

福島原発の事故から明日で5年。
事故後に決められた、40年経った老朽原子炉の廃炉は、
あっさりと反古にされ、高浜原発1.2号機の延期が決まった。

廃炉には「原則」としての二文字と、
一度だけ20年延期できる条件付だったのだが、
電源率の20〜22%を原発が占めることになっており、
新規原発の建設ができなくなったいま、寿命を40年にすると
廃炉がつづき数値の維持はむずかしくなる。

高浜原発1.2号機は、今、延期を決めて、メンテナンス済ませ、
規制委員会の審査を7月までにパスしないと自動的に廃炉が決まる。
それに間に合わせるために、規制委員会が急ぎ延期を判断したとするなら、
安全より再稼働を優先したと批判されても、仕方ないだろう。

福島原発事故で脆くも崩れた安全神話が、今度は規制委員会の
お墨付きがあれば、再稼働できる新たな安全神話に変わりつつあったが
昨日、大津地裁が高浜原発3,4号機の運転差し止めを求める
仮処分訴訟で、これを認める判決を下した。
裁判長は、福島原発の原因も解明が道半ばのいま、
規制委員会の安全基準では、不十分であると判断した。

引退寸前だった1,2号機に対して3・4号機は、現役バリバリの原子炉だ。
その原子炉に再稼働ノーを突きつけた形の今回の判決で、
原発の不安全神話が、ようやく動き出すのか。
関西電力は不服申し立てを大津地裁に起こすが、
その結果次第では、国の原発依存政策に決定的な影響を与えそうだ。
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