4ヶ月ぶりにhijiyanさんを拙宅にお迎えしてのオフ会のお話しの続きです。
オフ会のテーマのひとつは、もちろん、この4ヶ月のあいだに追究してきた《1点メカニカルアース》の成果をぜひ実体験してご評価をいただくこと。ふたつめは、ふたりであることを実験して実証してみようという試みでした。
それは、ハイパーソニックエフェクト。
ことの発端は、山小屋の805。私が山小屋に持ち込んだN805があっと驚くほど鳴りっぷりがよく興奮状態。ところが夜になって聴き直したら場末の駅弁なみの音になってしまってがっかり…というお話し。
このお話しにhijiyanさんからコメントをいただき、他の方も入っていろいろやり取りがありました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1951447713&owner_id=26897873
仮説はいろいろあります。《昼より夜のほうが電源事情が悪い》という電源説や、夜のなので雨戸とカーテンを閉め切ったことによって《カーテンの吸音などルーム音響が悪化した》という音響変化説などです。これに私がもうひとつの仮説をつけ加えました。
それが、渓流のせせらぎや風に揺れる梢の葉音などの高周波成分たっぷりの自然音による「ハイパーソニックエフェクト」でした。
この仮説に注目したhijiyanさんは、この説の原点であるガムラン音楽のSACDを購入して日々研究に没頭したとのこと。どうも、これは確かに効果があると自身を深めたhijiyanさんから今回のオフ会で二人で体験・検証しようということになったもの。
「ハイパーソニックエフェクト」とは、生命科学者であり、芸能山城組を率いる芸術家としての山城祥二の別名を持つ大橋力氏が唱える学説のこと。可聴帯域外の高周波を全身にふんだんに浴びると脳細胞が活性化され特に音楽的な官能評価が高まるというもの。
オフ会の半ばの休憩後、さっそくご持参のSACDをかけて実験開始です。
これを聴いた後、定番レファランスCDの幸田浩子/アヴェ・マリアを聴いてみます。
ふ〜む…。
ちょっと効果が微妙なので、さらにHDDPに切り換えて私が入手したネット音源のDSD5.6を聴いています。いずれも大橋力氏らによる収録ですが内容は違います。これを5分ほど聴いてから、再び、アヴェ・マリア。
むむむ…?
わが家のT−4は2way。あまり帯域を欲張っているスピーカーではありません。ツィーターはScan-speakのソフトドーム型で公称帯域は2KHz−30KHzです。多少、帯域不足なのか、効果があるのかないのか曖昧という感じです。そこで、私が満を持して取り出したのが…
スレイベル。
マーラー交響曲第4番などに使われる楽器で、由来は「そりの鈴」。クリスマスソングなどでお馴染みのジングルベルのこと。そもそも鈴は、日本でも古来、神楽など神事に欠かせないもの。ガムランの本拠地、バリ島でもガムランボールといって小さな鈴が神秘的なパワーを持つとして人気のお土産品のひとつとなっています。実は、鈴の音というのは高周波成分をふんだんに含んでいるのです。
バリ島では獅子舞のような踊りで被りもの内部の踊り子頭上にこれをつけて踊り、ついにはトランス状態にまでなるとのこと。
これをhijiyanさんの頭上で振ります。チチンプイ、チチンプイプイ〜、やをよろづのかみたちともにきこしめせとぉ〜、かしこみ、かしこみ、まをす〜!!!
しゃらんしゃらんとベルを振ること3分間。これで聴いてみますと…
おおおおおおお!?
幸田浩子の喉の震えまでが聞こえ情感の色彩が濃厚になり伸びかな声が胸に浸透してくる感覚があります。背景のストリングスが輝きや艶、沈み込みのリアリティとか実在感が増しました。特に、ひとつひとつの楽音の芯がしっかりして音と音との間からその奥の空間が見えて来るような感覚。いわゆる音がほぐれるというのでしょうか。しかも、響きそのものはとても充実しています。結果として、音楽を聴くという充実感があふれてきます。
これで、もう一度、組曲「惑星」を聴いてみようということになり、CDPに切り換えて「木星」を聴いてみます。
おおおおおおお!?
まさに部屋中に音が漲って、広大な音の空間の中にワープしたような感覚です。何よりも、もっとボリュームを上げたくなってしまう自分の気持ちに驚きます。自分としてはこれでも思い切ったボリューム位置なのですが、もはや大きな音量であっても大きすぎるとは思わないのです。それほど、聴感が高揚しています。
これをプラセボというのかどうか。
日によって音が変わる理由の追及と対策はシステム改善向上の大いなるチャンスだと思うのです。その要因は測定不能で数値などには現れないことが多い。だからといって気のせいだとか体調のせいだとかといってあえて見過ごそうとすることは、あまりにもったいない。体感や聴感頼りの比較だってアプローチ次第では客観的になり得ます。
今回の実験は、リアルな楽器を使ったものですから、50KHzとか100KHzまで再生可能なスーパーツィターがなくとも再現試験は可能です。むしろ、作用としてはオーディオシステムより強烈です。
また、ハイパーソニックエフェクトは、脳の聴覚認知能力向上、報酬系の活性化としてしばらく残存継続しますので、別に高調波成分を含まない音源でも高揚感は得られます。SACDやハイレゾである必要もありませんし、西洋音楽のソフトでも同じです。ただし、古楽器演奏のバロックとか、打楽器、アコースティックギター、カントリーウェスタンなどの民間唱法によるボーカルなど高調波倍音成分や環境雑音をふんだんに含んだ音源のほうが適合性が高まるかもしれません。逆に、聴覚認知能力が高まっているので、15kHz以上をちょん切った圧縮音源なんかは聴いていられなくなるでしょう。
スレイベルは4千円ほどかかりましたが、もう少し小型の楽器もあります。後になって見つけましたが神楽用の鈴もアマゾンで見つけました。これだと2千円ほどで購入可能です。
ベルウッドのベル(鈴)、みなさまもお試しあれ!
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