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2015年05月25日22:51

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スピーカーセッティング 交差法

私のスピーカーは、基本的に内振りをさせていない平行法になっています。微妙な焦点合わせでほんのミリ単位で内振りにはなっていますが、基準は左右のスピーカーは正面を向いていて平行になっています。

GRFさんによると、立体感の基本は、この「平行法」とは別に「交差法」というものがあるとか。左右のスピーカーを内振りにしてリスポジより前方に交差点があるようにセッティングします。いわゆる正三角形のセッティングではなく、左右のスピーカーは45°の内振り角でセッティングします。かなりの内振りとなります。いわゆるコーナー型のスピーカーを想像してみてください。その詳細は「GRFのある部屋」さんのブログをご覧下さい。

さて、その交差法を試してみました。

実験は極めて単純で、現在のボード上のスピーカーをほぼその位置で45°の内振りにするというもの。ポジションとしては、むしろ、背面壁に近づけて、左右を広げました。その位置で直角二等辺三角形になるようにバミって、スタンドを設置します。

実は、ちょっとだけ迷いました。せっかくよい音が出ていたからです。電源のエージングも進み、セッティングの見直しもしたおかげで再び「ばんざいして小躍り」状態になっていたからです。何もこれを崩してまで…とは思いましたが、何ごとも実験・実証です。しかも、「ばんざい小躍り」状態はこれで二度目の実現です。要領もわかってきたので、比較的短期間で原状復帰できる自信もあったのです。

フォト

交差法で聴いたみると、同じように素晴らしい音場感と立体感が得られるので驚きました。

金田式アンプの金田氏の設計するDCマイクは、二本のマイクユニットを一体化させたワンポイントマイクですが、実は、これも45°の角度で固定するようになっています。すなわち2つのマイクの軸は90°に開いています。これはいろいろ試行錯誤を経た結果とのことで、音場検出能力のあるDCマイクにとって、『2つのマイクで音場ベクトルを検出するには、この90°という角度が最適だ』というのが氏の言い分です。

平行法と較べると、交差法では音場がスピーカーよりも前方に出てきます。逆にスピーカー後方への奥行きはあまり感じられません。左右の音像定位は、平行法よりもしっかりしていて安定します。逆に、スピーカーの外側に拡がることはありません。音像定位の安定感とともに、音像に厚みが出て音色も濃いという印象がありました。

交差法もなかなかのものだと思いました。特に、部屋の横幅を一杯に使って、しかもスピーカーとリスポジとの空間を広く取れる場合は最適かもしれません。ジャズやポップス系のように奥行きや空気感、空間感覚よりも左右の音像展開を楽しむような録音にも適っています。指向性の強いホーン型ユニットは、平行法よりも交差法のほうが適しているようです。比較的コンパクトでハイ側にホーン型を使用したJBLなどのラウドスピーカーを、両コーナーのフロアに置き部屋の対角線上の天井コーナーを意識して上向きにセッティングするという方法にも可能性を感じました。

とりあえずは、指向性の広いソフトドームのT4をボード上の設置するという前提では、平行法の作る音場の広がりや奥行きに一歩譲るという感じがしてすぐに元に戻すことにしました。

私のサイドプレススタンドは、スタンドごとの移動が困難です。交差法への移動にはかなり無理をしましたので、元の平行法に戻すにはセッティングし直しということになりました。スタンド脚のスパイク受け下のアルファジェルもかなり痛んでしまいましたので、これも貼り直し。これらが結構大変な作業になってしまい、もともと微かに違和感のあった腰に負担が…

いったんやりかけてしまうと途中で放置するわけに行きません。無理に無理を重ねて、ようよう再セットすると、腰が痛くて、とうとう寝込んでしまいました。

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