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2017年04月16日10:58

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効いたぁ〜!! (アナログにもアーシングメソッド)

先月末、バズケロさんが拙宅にお出でくださいました。その時のことです。

我が家は、一点アースからヒジヤンさん発案のアーシングメソッドへと進展し、CDプレーヤーとHDDプレーヤー(HAP−Z1ES)の双方ともそれぞれ方法は違いますがアーシングメソッドを導入し成果を得ています。

CDプレーヤーは、例の鉄骨ラック(FAPS謹製=>生産終了)の構造を利用して、球形受け座でラック本体にリジッドにアーシングするという方法です。ラックが特殊ですのでどなたにも勧められる方法ではありませんが、クロモリ鋼のフレームを仮想アースとして一点メカニカルアースで振動を抜くという原理は同じです。

同じラックに載っているアナログプレーヤーは、ウェルフロートボードを導入しています。オフ会では、最後にアナログの方も聴いていただいたのですが、バズケロさんが「アナログも同じように球形受け座でアーシングしたらどうですか?」とのアドバイスがありました。考えていなかったことなので意表を突かれる思いがしましたが、なるほどそれはやってみる価値があると思いました。

その時のバズケロさんの「きっとよくなると思うよ〜」といかにも自信満々にニヤリとしたお顔が忘れられず、以来、毎夜のように枕元にその薄笑いを浮かべた亡霊が立ち悶々とさせられる日々が続きました。(<=ウソつけ!爆)

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先日、ラックの機器を入れ換えることにしたので、久しぶりにラックをイチから組み直すことにしました。ラックそのものは水平も取れていてガッチリしていたので、ほとんど再調整することはありませんでしたが、この機会にアナログプレーヤー直下のウェルフロートボードの底面に球形受け座を立ててアーシングしてみました。

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しばらくは入れ換えた機器の作動確認や出音の確認など一連の作業に2日がかりで、そちらにに気を取られてすっかりアナログのことは忘れてしまっていました。ようやく一段落して、疲れを癒やそうと何気なくアナログディスクをターンテーブルに置いて聴いてみました。

最近、よく針を落としている宮沢明子さんのディスク。

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「ウンウン、相変わらずいい音だなぁ。」と至極満足。

…と、ふとしばらくしてからふと頭の中に閃くものがあります。どうも「相変わらず」ではなく、「以前よりさらに音がよくなった」ではないのか?!

それでようやくアーシングメソッドを加えたことを思い出しました。

スクラッチノイズがとても靜かで気にならなくなりました。レコードクリーニングでノイズは激減したのですが、それでも100%完璧にはなりません。その残されたパチパチがかえって目立つことがずっと気になっていたのです。ところが、今回は、全体にとても靜かでパチパチが目立ちません。プチンとノイズがしても沈み込むようにふっと消えていきます。ノイズ音の沈み込み…だなんてヘンな話しですが、以前は浮き立つように気に障ったノイズが柔らかく沈んでいくのでアナログの心地よさが損なわれません。ノイズがないときの静かさはまるでCDを聴いていると錯覚してしまうほどです。

あわてて最近入手したハスキルのモーツァルトをかけてみました。

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バズケロさんと一緒に来られたKYLYNさんが持参してかけてくれたCDがとても素晴らしかったのです。何でもKYLYNさんのお父様が愛聴されていた思い出深い演奏だとのこと。クララ・ハスキルのピアノの音が素晴らしくて、しかも指揮者は私の大好きなマルケビッチ!

ご実家の元々のアナログ盤は行方不明とのこと。もしかしたらアナログ盤があるかもしれないと思って、御茶ノ水の某店に立ち寄りエサ箱をあさったらあったのです。2枚あって、片方は普通の紙ジャケ、一方は両開きでちょっと贅沢なジャケット。どちらもフランス盤です。まてよ?と思ってディスクを取り出して見ると、一方はフランスプレス、もう一方は「Made in Holand」とオランダ・オリジナルプレスです。即断でオランダプレス盤を買いました。

さて…


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かけてみると初聴きの印象からがらりと違います。

ピアノの凜としていて深みのある艶をたたえた美しさは変わらないのですが、オーケストラの力感と響きの深さががぜん増しました。何よりも音場空間の立体感がぐっと増して奥行きの前後感が出てきます。大ベテランのGRFさんは、LPレコードでは3D的な立体表現はできないと断言していましたが、そんなことはない!1960年ステレオ初期録音のアナログ盤からもちゃんと拡がりと立体感が得られます。

マルケビッチとラムルー管のキレのよいモーツァルトがさらに活き活きとしていて、そういうキビキビとしたアーティキュレーションが決して表面的なものにならず滋味をも湛えるようになって不思議とハスキルのピアノと合うのです。

ウェルフロートボードは、かねてよりボード自体の鳴きが指摘されてきました。私は天板のことばかりだと思い込んでいましたが、フロートでも遮断しきれずに、底板にも振動が伝わりそれがどうしても音に影響していたのですね。

スピーカー下のウェルフロートも、御影石を入れその両面をそれぞれコルクシートと毛氈(フェルト)で対策することで完成しました。それも同じことだったのだとようやく納得しました。確かバズケロさんは砂箱でウェルフロート下を仮想アースされているとのことだったと思います。それにしてもアナログプレーヤーでこれほど効くとは思いませんでした。

自分の音にすっかり満足していたつもりでしたが、目が覚めました。
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