13日の土曜日は、すごいことになりました。
はからずも綱渡り的ダブルヘッダーとなってしまいましたが、ドイツ音楽旅行で鍛えた度胸で、鉄道を駆使した移動で2つのコンサートをハシゴです。
しかも、この日は顔ぶれが大変豪華なうえに、プログラムがことごとく大好きな曲、生で聴きたい曲のオンパレード。
まずは、紀尾井シンフォニエッタ東京(KST)ですが、指揮者にウィーン・フィルのコンサートマスターのライナー・ホーネック、ソリストにベルリン・フィルのソロホルン奏者のシュテファン・ドールを迎え、コンマスはパリ管の副コンマスの千々岩という顔ぶれ。しかも、フルートのパートには何気に高木綾子が座っているという豪華さ。ちなみにフルートの出番は、R.シュトラウスの協奏曲の1曲だけというのも贅沢です。コンマスも千々岩が座ったのは2曲の協奏曲だけで、残りはすべてホーネックがコンマスで指揮者なしのスタイル。特に、プログラム最後の「メタモルフォーゼン」を指揮者なしでやってのけたのには度肝を抜かれました。
さて…
これが終演して、脱兎のごとくホールを飛び出し、向かうのは横浜・青葉台のフィリアホール。1時間弱で都心から青葉台までひたすら駆け抜けます。
何しろ、こちらはチャイコフスキーコンクール2007年の覇者・神尾真由子と、2006年ミュンヘン国際コンクール2位、クララ・ハスキルコンクール覇者・河村尚子の女神ふたりのデュオ。しかもプログラムは、モーツァルトのK.304、ラヴェル、フランクのソナタと名曲ぞろい。
以下は、その綱渡りのタイムテーブル。
15:57 終演 紀尾井ホールから飛び出す
ホテル・ニューオータニの迷路をひたすら駆け抜ける
(三越百貨店の特別招待販売会で金持ち奥さんがいっぱい)
16:09 東京メトロ・永田町駅ホーム
16:12 半蔵門線(東急・田園都市線乗り入れ中央林間行)乗車
16:33 二子玉川駅着
16:35 大井町線・田園都市線乗り入れ長津田行急行に乗り換え
16:51 青葉台駅着
16:54 フィリアホール着
16:55 トイレで小用
16:57 着席
17:00 開演
演奏はいずれも最高でした。名人なくしては聴けないホルン協奏曲のナマ。しかも、名人ぞろいのKSTでさえもかくも変わるのかというほどウィーンの香り馥郁たる演奏で、これまででも最高、快心の公演ではなかったでしょう。
一方の、神尾&河村のふたりは、まさに「火花」。ほんとうに興奮しました。
音楽の感想詳細は後ほど。
(蛇足)
GRFさんは、私に煽られたのか神尾&河村を追って、本日、宇都宮まで遠征だそうです。二人がかりとはいえ、たった4日間で東京の住民が、水戸→横浜→宇都宮と関東を総なめするのですから、いやはや(苦笑)。
紀尾井シンフォニエッタ東京 第103回定期演奏会
2016年2月13日(土) 14:00
東京・四ッ谷 紀尾井ホール
ライナー・ホーネック(指揮)
シュテファン・ドール(ホルン)
紀尾井シンフォニエッタ東京(Orch)
モーツァルト:ディヴェルティメントニ長調 KV136
R.シュトラウス:ホルン協奏曲第2番変ホ長調 TrV283
モーツァルト:ホルン協奏曲第3番変ホ長調 KV447
(アンコール:ホルン独奏)
メシアン:「峡谷から星たちへ・・・」より第2部 第6楽章「恒星の呼び声」
R.シュトラウス:メタモルフォーゼン TrV290
土曜ソワレシリーズ 第255回
神尾真由子&河村尚子 デュオ・リサイタル
2016年2月13日(土) 17:00
横浜市・青葉台 フィリアホール
神尾真由子(Vn)
河村尚子(Pf)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K.304
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(アンコール)
フォーレ:「夢のあとに」
マスネ:「タイスの瞑想曲」
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