温故知新とは、
故(古き)温(尋ね)新(新しき)知(知る)で、
昔のこと、過去のことをひもとくと、現在や未来のことに
役立つ知識を得ることができる、というような意味だ。
変化のスピードが早い現代、そんな悠長なことをいっていられない、
と社会の動きから取り残されないようにスマホやパソコンの画面とにらめっこして、
誰よりも早く最新の情報を得ようとする気持はわからなくもない。
その結果、新聞はいまやすっかりオールドメディアなどと、
まるで時代遅れの遺物のように社会の片隅の追いやられつつある。
だが、ニュースにスピードはない、紙面を目で追いかけるのはかったるい、
自分の都合のよい情報だけを見たい、という向きには向かないメディア
かもしれないけれど…。
新・温故知新がいまこそ必要だろう。
故(オールドメディア)を温(ひもといて)新(確かなことを)、知(知る)
には、まさに新聞が唯一無二の存在だ。
たとえていえば、口やかましい親父や先輩社員のような存在…、
耳を傾けることは面倒でも、新聞なら目を凝らすことはできる。
オールドメディアだと侮ると、
ニューメディアに振り回されることになる。
現代の情報をいちど立ち止まって疑い目(フィルター)で見つめる、
新聞記者の取材姿勢によって書かれた記事、
そこから学ぶこと、それが新・温故知新だと私は思っている。
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