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2024年06月20日23:45

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念願のメンバーでピアノ四重奏 (清水和音の名曲ラウンジ)

清水和音さんがプロデュース、出演、司会の三つをこなすシリーズ。

今回の皆さんは、いずれもこのシリーズへの出演経験はありながら四重奏での共演は初めて実現するそうです。そもそもピアノ四重奏というのはありそうでいて、あまり聴く機会がない。聴いてみるとどれもこれもが名曲。

そういう意味では、「念願のメンバー」「念願のピアノ四重奏」とダブっている。

そのゲストメンバーは、いずれもN響のトップ。

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郷古廉さんは、昨年からゲスト・コンサートマスターを務め、この4月に第1コンサートマスターに就任したばかり。N響への客演を重ねてきてからの就任で、若くしてすでにメンバーからの尊敬と信頼を集めているそうです。

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向山佳絵子さんは、2013年から17年に首席を務めていました。藤森亮一さんとのオシドリ夫婦で話題に…、というよりも夫婦そろっての同じ楽器で同じオケの首席ということで周囲を驚かせました。これにはちょっと事情があったようで、現在はもともとのソロやアンサンブル活動に戻っています。

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私の見立ては、「念願のメンバー」というのは、佐々木亮さんが陰の仕掛け人ではないかと思います。何やら、清水さんとふたりで話しが盛り上がっています。盛り上がりすぎて、佐々木さんは、弓を取り換えることを忘れていて楽屋に戻ってしまいます。待ちぼうけの三人が待つステージにようやく出てきたと思ったら、楽譜を忘れたとかでまた引っ込んでしまうという大失態。これにはみんな苦笑い。

それにもかかわらず、ドヴォルザークは大変な名演奏でした。全体がびっしりと目の詰まったアンサンブルで厚く柔らかく滑らかな美音。郷古さんの均質で倍音豊かな美音、佐々木さんの内声のリリシズム、向山さんのかすかに甘味を含んだベルカントが、すべて一体となってドヴォルザークのちょっと愁いを帯びたハーモニーとメロディを歌い上げる。

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家人は、一曲目のモーツァルトがいたく気に入ったようです。

まだまだ清水和音が紅顔の美少年だった頃からの大ファン。外観はともかく、その音色は相変わらずの美音と確認してご満悦。久々にモーツァルトらしいピアノだと何やら辛口めいた感想ですが、要するに若い頃の清水さんのピアノに初恋めいたときめきを抱いていたことを思い出したということでしょう。本人はお忘れのようですが、以前もブラームスの五重奏で同じような事を言っていましたから。


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芸劇ブランチコンサート
清水和音の名曲ラウンジ
第48回「念願のメンバーでピアノ四重奏」
2024年6月19日(水) 11:00〜
東京・池袋 東京芸術劇場コンサートホール
(1階P列19番)

モーツァルト:ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調 K.493
ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲 変ホ長調作品87

郷古廉(Vn)佐々木亮(Va)向山佳絵子(Vc) 清水和音(Pf)

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