よくよく考えてみれば、
萩生田文科相の「身の丈」発言は、
英語民間試験の問題点を浮き彫りにした点で、
大いに功績があった。
文科省は、英語民間試験の実施を
2024年以降まで延期した。
「拙速」であったことを認めたわけで、
受験生のことよりも、とにかく英語試験の実施を
急いだことが、今回の混乱に繋がった訳だ。
日本の大学入試は、いままで紆余曲折を繰り返し、
その度に教育現場と受験生を惑わしてきた。
今回の英語民間試験は、
民間活力の利用にあったのだろうが、
コストを抑えて最大の利益を上げるのが、
企業活動の究極の目的であるから、
そもそも受験に営利企業を使うことに問題がある。
最大公約数の中で、民間試験が行われれば、
そこからこぼれる受験生が出来することは、
明々白々だったのだが、
小数点以下切り捨て御免の文科省のエリート役人に
それが見えるはずがない。
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