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2016年10月06日23:07

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地の果てのホテル (スコットランド旅行記 その7)

ダンビーガンを後にして、私たちはその日、宿泊するホテルへとさらに北へと向かいます。

この日はスカイ島をずっと縦断するような旅程で一日の走行距離は85マイル以上でした。何しろ、道は長く細く曲がりくねっています。不案内なために車のナビゲーター任せだったのですが、親切にも最短距離を示したナビが案内したのが義妹のダンナが警告したBナンバーの道路そのもの。

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ヘザーの生い茂る高原の山道は、ぎりぎり車1台しか通れない一本道。対向車と不運にも鉢合わせしてしまったら、どちらかがパッシング・プレイスと呼ばれるすれ違い用の待避所があるところまでバックするしかありません。見通しがよければ、一方がこの待避所で待機しますが、何しろ曲がりくねった起伏のある高原道なうえに折悪しく激しい雨が降ってきて視界が悪い。運転していてほんとうに生きた心地がしませんでした。

そうやって、ようやくたどり着いたホテル。本当に地の果てのような素晴らしい景観のホテル。

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この日は、一日中、降ったりやんだりの雨。時に激しく降りで、時に猛烈な風が吹くといういかにもスカイ島らしい天候。

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ホテルには眺めのよいサロンや、屋外には海と島々を一望できる石造りのテラスがありますが、とてもではないですがそこでゆっくりするというわけにはいきませんでした。

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もともとは個人の邸宅だったもので、いまもその一族が経営しています。オーナーの亭主は「おばあちゃんのおかげ」と満面に笑みをたたえてそう話してくれました。

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部屋も、広くてなかなか立派です。ただ、残念ながら、私たちのこの部屋は、本館の裏手にあるいわゆるロッジ風のアネックス。古い建物で、オーナーがホテルの部屋として買い増したもの。このホテル自慢の景観には預かれないうえに、早朝には電源が落ちたり、wifiが入らなかったりと豪華ホテルらしからぬトラブルがあって、いささかシロウト経営気分の抜けないサービスとともに私たちのレーティングを相当に下げました。

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この日は、ブラックアンガス牛の35日熟成肉のステーキをいただきました。
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