戦争は平和なり。
自由は隷属なり。
無知は力なり。
ジョージ・オーウェルの名著「1984年」の冒頭で
ビッグ・ブラザーが掲げたスローガンだ。
私はここに新たに“賢さは愚かなり”を加えたい。
人類=ホモ・サピエンスとは「賢い人」という意味である。
その賢さで、文字、数字、宗教、法律、貨幣などを創り、
認知革命、農業革命、産業革命、そしてAI革命へとつなぎ
地球の絶対支配者となってきた。
その支配者は同時に約1億種あるとされる地球生物を
毎年、約5万種ずつ絶滅危惧種に追い込んでいるとされる。
その原因は、農業に使われる農薬、
産業革命以降に消費され続けてきた化石燃料による地球温暖化、
飽くことのない経済成長のために地球資源は、
次々に食い尽くされ続けている。
人類はその賢さによって核兵器を手にいれ、
その後、原子力発電という新たなエネルギーを手にした。
核兵器を巡って大国は核抑止力という均衡を描いたが
小国までがそれを倣い、保有に走っており抑止力は画餅と化している。
一方で、原子力発電は、核のゴミの処理に目処が立たないまま、
スリーマイル島、チェルノブイリ、そして福島原発事故へ。
そのいずれにおいてもいまだに何も終わっていない。
人類は民主主義という手法を考えだし、選挙という制度の下で
国の責任者を国民の責任で選択するシステムを考えだしたが、
それが正常に機能しているかは、説明するまでもないだろう。
第二次世界大戦を引き起こしたドイツのヒットラー総統を選んだのは
民主主義選挙によるドイツ国民であるように、
米国のトランプ大統領もまたしかりである。
戦争は平和なり。
自由は隷属なり。
無知は力なり。
そして、
賢さは愚かなり。
が、今ここにある現実であり、これを放置すれば
「人類が絶滅危惧種になる日」を迎えるのではないか。
そんな怖い夢を見て目が覚めた。
すべてがエイプリル・フールであることを願うばかりである。
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