前後際断、この四文字熟語は禅宗の教えで、
過去を悔やまず、未来に憂いをもたない、という意味だ。
こんな言葉があることは知らなかったが、
教えてくれたのは、テレ朝の羽鳥慎一モーニングショー。
番組で取り上げた「カーリング」で、
ストーンの投げ方、ブラシのかけ方などが
いかにデリケートで体力いるかを解説したのだが、
とりわけ精神的な面の重要性が強調されていた。
チームワークの大切さが語られた中で、
ストーンを投げる時の心構えとして
取り上げられたのが、「前後際断」だった。
ストーンを投じる際、
過去を悔やまず、未来を憂いない、
つまり今に集中することが、最も大切である。
この心構えこそが、的確な一投につながるというのだが、
思えばどんな時にも通じるのではないか。
人間は、重要な場面に立つと過去の失敗を思い出したり、
もし失敗したらどうしようと未来のことを心配するものだ。
「前後際断」は、日々の暮らしにおいても
心構えとして、学ぶことが多い言葉である。
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