母親が旧統一教会の信仰に走ったのは
被告が小学生のころだという。
それ以来、被告は闇の中を彷徨っていたのではないか。
中学校、高校と進学したが、
大学進学の前に、母親は資産のほとんどを
教団に貢ぎ、学費もままならない状況だったという。
宗教2世といわれる世代として、過ごしてきた30年、
闇は開けるどころか、濃くなるばかりだったのか。
昨日、奈良地裁の法廷に立った被告は、
安倍元総理の襲撃を事実であると認めた。
弁護側は幼少期からの体験に情状を求め、
検察側は生い立ちが不幸でもそれが犯罪につながるとは
限らないという立場をとっている。
しかし、彷徨った闇の深さ、光を見いだせない現実に対して
誰がなにを言っても、それは被告にとって
何一つとして答えには、なっていないだろう。
宗教が心に安寧をうみ、人を救う力があるのなら、
このような悲惨な襲撃事件は、なぜ引き起こされたのか。
真の闇は、旧統一教会の中に存在しているのではないか
それが解明されない限り、問題はなにも解決しない。
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