タイとカンボジア国境での紛争。
その背景に、SNS上に流された嘘、デマが
紛争勃発の原因となっていると新聞が報道していた。
思い出されるのは、
ミャンマーでの少数民族ロヒンギャの虐殺事件だ。
ここでも虐殺拡大の裏に、SNS上に流された、
大量の偽情報、デマがあったとされている。
日本ではSNSの選挙への活用が話題になっているが、
残念なことに、誤った情報の拡散が、選挙結果に少なからず影響を与え、
民主主義の危機とまで取りざたされ始めている。
人はなぜ、SNS情報に飛びつくのか、
短い言葉と刺激的な映像などで相手候補を誹謗中傷する情報に、
なぜ安易に飛びつき、そして無責任に拡散に手を貸すのか。
自ら情報の真偽を見極めることなく、一方的に信じるだけの行為に、
私は強い疑問を抱くとだけでなく戦慄さえ感じる。
情報内容に対する警戒心のあまりの低さ、
それに簡単に乗ってしまう安易さ…、
情報リテラシーに対する無知さに背筋が寒くなる。
情報の河に流された毒(嘘、デマ、悪意)によって汚染されると、
それは下流域へと流れ、毒は拡散し続けやがて情報の海をも染めていく。
SNSはコミュニケーションツールとして、さまざまな功罪をもつが、
たんにS(尻馬に)N(乗ってみんなで)S(さわぐだけ)では、
社会全体を汚染する可能性のある、危険すぎるツールであることに
私たちは気づくべき時にきている。
ログインしてコメントを確認・投稿する