トランプ劇場でいま起きていること。
その一つに、カリフォルニア州が独立するかどうかの
住民投票をするという動きがある。
イギリスがEUから離脱したブレクジットになぞらえ、
カレクジットと呼ばれている。
トランプ大統領の政策に反対して起きたデモに、
州兵を送り込んだことに、州民が80年前に起きた、
州の独立運動を持ち出したのだが…。
なんでこんなに強気になれるかというと、
カリフォルニア州のGDPは日本のGDPを抜いて
世界第4位の規模で、米国経済に大きく貢献している。
民主党の最大の支持地盤に対して、共和党のトランプ大統領が
なにかと圧力をかけてくることへの反発が強い。
州の独立は憲法の問題もあり簡単ではないが、
万が一独立すると民主党が最大の票田を失うことになるので、
ニューサム知事も独立に踏み切ることは考えにくい。
もう一つ、トランプ大統領は国の予算の見直しに手を突っ込んでいるのだが、
その内の一つにメディケア予算の削減がある。
これは低所得者が頼りにしている保険なのだが、
削減されると低所得者が医療を受けにくくなり社会問題となる。
米国では、最終学歴によって平均寿命に大きな差が出るという
階級社会であることから、メディケア予算の削減は、
この平均寿命の差にも影響を与えそうだ。
しかし、トランプ大統領を支持しているのは、
エスタブリッシュに反発している低所得者が多いとされており、
メディケア予算の削減によって、支持者を失う可能性もある。
悲劇か?喜劇か?トランプ劇場の筋書きは、まったく読めない。
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