東京都議選で、議席を獲得した参政党が、
今月20日に投開票される参議院選の台風の目になりそうだ。
なりそうだというのは専門家の見立てなのだが、
この党の選挙コンセプトが今ひとつ分からず、
なぜ、こんなに注目されるのか不思議だった。
ちょっと囓った情報では、投票する先が分からない、
見つからない有権者にその受け皿になると呼びかけた、
そんな発想からの立ち上げたというような認識を持っていた。
だが、この政党は安倍元首相の亡き後に、
自民党から離れた保守的な有権者に対して、
インバウンド対策を柱とする公約を掲げて支持を呼びかけた
という専門家の指摘から、なんとなく腑に落ちた。
なるほど、このところ乱立する政党の中でも、
とりわけ保守的な政党で、すでにある保守党などよりも
自民党支持者の中の保守的な有権者を取り込んでいる。
ヨーロッパでも、移民反対の極右政党が支持を伸ばしており、
インバウンド万歳一色の日本でもコレに反発する保守層への
アプローチは一定の支持を得られることは想像がつく。
そこに重ね合わせると「日本人ファースト」というスローガンも、
見え方が変わってくるように思える。
これが参院選にどんな影響を与えるかというと、
自民党と立憲民主党とが激しく競り合う選挙区で、
ただでも支持率が低下する自民党の票を相当数取り込んでいく
可能性があるというのだ。
まだ、選挙は始まったばかりだが、参政党のもう一つの特徴は、
ネットばかりに力を入れるのではなく、かつての自民党のように
地元密着型のどぶ板的な戦略にも力をいれている点だ。
それが、じわじわと力をつけている要因であると
専門家は指摘している。
都議選の議席獲得は、その戦略が功を奏したのだとすれば、
参議院選でも確かに台風の目になりそうだ。
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