先日のフジテレビ社長、22日の開かれた
元フジテレビ専務で、現関西テレビ社長の記者会見。
共通していた文言は、「被害女性を守るため」、
それが、中居正広氏への対応が遅れたことの理由とされた。
私は、最初のフジテレビ社長の会見時から違和感があったが
関西テレビ社長の会見でさらにその思いが深くなった。
女性を守るため…ではなく、女性を守ることを名目に
組織を守ること、それが見え透いていたのだ。
もし、週刊誌がこの問題を取り上げなかったら、
女性と中居氏とのトラブルは誰にも気づかれないまま
中居氏が出演する番組は、当たり前のように継続されていたことになる。
組織は何事もなかったように、維持され、
何かトラブルがあったという程度で収まっていたことだろう。
女性を守る…ことができなかったことがトラブルの始まりだ。
それをいまさらのように、「女性を守る」を今回の対応(言い訳)の切り札にしたのは、
企業の統治、モラル、人権遵守姿勢としては、最低、最悪の判断であり
詭弁以外のなにものでもない。
もう一つ忘れてならないのは、テレビ局とは報道機関であり公器でもある。
社会の木鐸(問題を指摘して教え諭す)としての使命がある。
今になって、港社長は社員参加の集会での質疑応答で、ク
ローズドした記者会見は失敗だっと認めたが、後の祭りである。
危機管理とはなにか、そこをまったく理解していなかった
フジテレビ村社会(経営陣)の弊害が、醜悪な形となって
世間に曝されることになった。
それにしても、記者会見に男の役員しか出てこない、
まるで日本社会の縮図をみているようだった。
フジテレビに報道機関としての資格があるのか、
これから問われることになるだろう。
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