ホモ=人
サピエンス=賢い
つまり、人類は「賢い人」と定義されている。
道具を使い、道具を作り、火を発見し、
火をおこし、火を運ぶ、食料採集から農耕へ、
さらに言語、数学、医学、化学、芸術の世界をひろげてきた。
それらは本来は人類が幸せになるためだったのだろうが、
果たして、現在に人類は「賢い人」といえるだろうか。
地球全体を危機に陥れている地球温暖化の原因は、
人類の活動によるものであると、IPCCは断言している。
また、世界が一つに結ばれたグローバリゼーション、
さらに国境がなくなるボーダレス時代となっても、
大国のリーダーたちは、強い国造りのために軍備強化に余念がない。
核兵器を抑止力という屁理屈で保持し、ドローンに武器を積み、
いよいよロボットによる無人の戦闘が始まっている。
強力な破壊力をもった武器を開発すると、
それに勝る武器をさらに開発するという
果てしない開発競争に追われることになる。
これが“賢い人”のすることだろうか。
ホモサピエンスは、
“愚かな人”の代名詞になろうとしている。
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