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2021年11月04日06:52

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立憲の敗因

野党共闘した立憲と共産党が
議席を減らす結果になり、
立憲の枝野代表が辞任を発表した。

マスコミや政治評論家はいくつ敗因を上げていた。
曰く、共産との共闘で左に寄りすぎた。
曰く、立憲の支持母体の連合内で、
投票先をどこにして良いか判断に困った。
曰く、そうした反発や迷いの票が
地方政党の維新の会へと流れた。
などなど。

しかし、マスコミや専門家の意見や分析は
選挙結果を正しく予測し得なかったのだから、
後付けの理由にしかならない。

敗因は、政権選択選挙にあったと私は思っている。

恐らく民主党が政権を担った
2009年の二大政党時代と比較して、
現在の立憲には政権を担う力があると、
訴えたかったのだろう。

しかし、今の立憲に政権を担う力はない。
野党に陥落してから9年、
捲土重来を期して力をためてきたとも思えない。

保守主軸でリベラル脇でバランスをとってきた、
それが55年体制が崩壊した後の現在の自民党である。

立憲はリベラル政党だが、そのなかに
民主党時代にはまだその匂いが残っていた、
保守の匂いがない。

そうしたバランスの欠如がこの党が
国民から支持されない理由だと言える。

二大政党とは自民党と対立しながら、
政策でしっかりと議論できる。
立憲がそういう党であれば、
有権者も安心して政権交代の対象にしただろう。

つまり、求められたのは、
政権選択ではなく政策選択選挙だったのではないか。

対立軸を深く掘り下げて国民に訴え、
納得できる政策の違いを示さなければななかった。

しかし、今回の衆院選の公約はばらまきしかなく、
これでは「何でも反対する党」というイメージから脱却できいない。

にもかかわらず、共産党との共闘ばかりが目立ったのでは
有権者が迷ったのは当然かもしれない。

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