愛知県知事リコール運動の責任者は、
高須会長である。
今回のリコール署名の不正が明らかになってきた。
その構図は事務局から広告代理店に発注があり、
そこから人材派遣会社が下請けして、
雇ったアルバイトがある名簿に基づいて署名を偽造したようだ。
高須会長は「こんなけちくさいことを自分はやらない」とか
「誰かにはめられた」とか怒っていたが、
もっとも驚いたのは「私は素人だ」という発言だった。
犯人捜しが始まっているが、
アルバイトの費用が1千万円近く罹っているという。
だが、会長も事務局長も、言い出しっぺと思われる
名古屋市長も被害者面している。
そもそも住民投票運動というのは、
ごく普通の市民が試行錯誤して手探りでやるもので、
これをプロにしている人物がいたら、警戒すべきだ。
署名偽造は民主主義の根幹を揺るがしかねない重大事件だ。
高須会長にとっては、民主主義ってけちくさい存在なのか。
どう言い訳しようともすべて会長の責任であり、
それ以上でもそれ以下でもない。
選管に署名を提出したのは本人であり、
とうてい責任は免れない。
それが社会のごく当たり前のルールだ。
市民運動とは何かも知らずに
勘違いする大人のまったくもってみっともない結末だ。
それ以上に民主主義を歪めた責任は、
とてつもなく重い。
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