84歳の川淵氏は
日本サッカーを世界レベルにした貢献者であり
その運営テクニックも優れている。
それを否定するつもりはない。
しかし、大揺れに揺れた森会長の後任が
一歳年上の84歳というのは、高齢化日本の限界を感じる。
このままでは老老密室継承、そして相変わらずの男中心社会だ。
しかも、川淵氏は森会長の発言に一切触れておらず
これでは、国際社会に与えた女性蔑視国家疑念は
逆に深まるばかりだろう。
年齢や性別にとらわれない思い切った人事は
いまの日本には無理なのだろうか。
経験豊富な高齢者こそリーダーに相応しいという悪弊は、
これほどの窮地になってもやっぱり変えられないのか。
アメリカ大統領も高齢だというが、
副大統領は女性であり若い。
報道官も42歳の女性だ。
世界のリーダーは、年齢的に若く、多様性がある。
しっかりした組織が土台になり、そこに若く、また女性の発想が加われば
東京五輪はあたらしい姿を世界に発信できた可能性がある。
国民の多くはそれを望んでおり、
国際社会もきびしく見つめている。
組織委員会もようやくまずいと気付いたのか
老老密室継承は、いったん白紙の戻ったようだ。
余人をもって代え難いという、
旧態然とした男性中心の発想を変えないと
この騒動は収まらないし、日本の旧弊は改善されることはない。
これを機に、まったく新しい時代へと転換することを
強く望みたい。
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