東京23区のコロナ感染者は、
東京都全体の88%を占めている。
そこで小池知事の判断は、
営業時間短縮要請について
区部は延長、市部は解除だった。
区と市の境で線引きしたことで、
杉並区の西荻窪と武蔵野市の吉祥寺、
練馬区と西東京市などで道路一本隔てて
営業時間の長短に差が生まれることになった。
なんかどこかで一度聞いたような話だなと思ったら、
戦後のGHQによる混浴温泉禁止令を思い出した。
旧い話で申し訳ないが、日本を占領統治したGHQは
日本の昔からの風習にまで口ばしを突っ込んだのだが、
温泉の混浴禁止もそのひとつだった。
男女が一緒に温泉に入るのは公序良俗に反すると、
風呂を男女に分けるように業者に命令をした。
もともと入り口は二つあり、脱衣所も別だったのだが、
温泉そのもは混浴が地方ではまだ多かった。
業者に指導命令した後、GHQの検査官が
どう改善したかをチェックしたのだが、
なんと、温泉そのものを太いロープで仕切ってあったという。
笑い話のような本当の話だが、
コロナウイルスの営業時間騒動で、市部と区部の営業時間を
道路一つで線引きしたのも、どこか混浴の規制と似ていないか。
これでは、実効性に疑問が残る。
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