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2015年08月13日07:25

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すばる、すばらぁ〜、すばりすと

車を買い換えました。

またまたスバル。

スバルにはコアなファンが多いですね。

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私も、古いほうはレガシィのターボ車で、すっかり気に入ってまるまる14年間乗り続けました。それでまたスバルに乗り換えるのだから、私もいっぱしのスバルファンといってよいでしょう。

スバル大好き人間は、スバラーあるいはスバリストと呼ばれています。こんなブランドは、スバルだけでしょうね。

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‘スバラー’と‘スバリスト’との違いって何でしょうか?一説によると、レガシィ、インプレッサ《以前》と《以降》で区別するのだそうです。『水平対向エンジン(ボクサー)でありAWD(全輪駆動)であり、しかもターボでなければスバルではない』…こういう走りにこだわるファン層に対して、昔からスバルを愛してきた『クルマに対する高い見識を持ち、紳士的な運転をするスバルユーザー』がいてそういう一段高い位置にある愛好家が‘スバリスト’というわけです。

【-er】と【-ist】というのは、ともに「人」の意を表す名詞語尾で、同じように「…をする人」「……に巧みな人・専門家」、「…主義者」という意味があります。どちらにするかは語感の問題でしょう。ただし【-ist】は、【-ism】と呼応するから、「…主義」という信奉、主義主張という度合いが強いのだと思います。でも私には、比較級・最上級のような気がします。つまり、マッチ、ベター、ベストみたいな…。どちらにしても‘スバラー’よりも‘スバリスト’のほうが何となく上だということは、どうも間違いないらしい。個人的には、WRXとかSTiとかマニアックな走りにこだわるオタク度合いが強いファン層が‘スバリスト’という感じがします。‘スバラー’には、ほどほどのところでのバランス感覚を求める穏やかな「紳士」。

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私が、今回、選んだのはXVのハイブリッド車。

実は、前々から次に乗るとしたらハイブリッドと決めていました。しかも、低燃費ということではなく、むしろスポーティな走りをするハイブリッド。そういうハイブリッド車はトヨタ系にもありますが、スバルのボクサーと4WDのハイブリッド化は理想の組み合わせと思い描いていました。ところがハイブリッドというのは膨大な開発資金を必要とするようでなかなか実現せず、長年、心待ちにしていたのです。だからXVハイブリッドが発売されたときにやった〜と思いました。

AWDとともにスバルの代名詞は水平対向エンジンによる低重心・シンメトリー性。モーター併用によるハイブリッド化でもそのことを徹底しています。むしろボクサーエンジンのハイブリッドこそ理想。そこにこだわり抜いたスバルは、期待どおりでうれしかったですね。

今の車の隠れたトレンドは「高齢化」だそうです。

XVは、ようするにインプレッサ/ハッチバックの車高を高くしただけの「なんちゃってSUV車」です。レガシィからすれば格落ちなのですが、私にとってはダウンサイジング。実際、定年世代でレガシィからインプレッサに乗り換える人が多くなっているそうです。

欧州車も同じ。VWなどは、まさにその《ダウンサイジング》を標榜していて、ターボの改良によってかつての2Lエンジンの性能を低燃費の1.5Lで実現しています。グレード感や走りを損なうことなく経済性を向上させるとともに、操作性の高いよりマイルドなパフォーマンスで買い換え需要を取り込んでいるようです。

高性能、高級なブランドグレードへと誘導していくマーケッティングは完全に時代遅れとなっているのです。XVハイブリッドは旧レガシィに較べてホイールベースは確実にコンパクトなのにあまり外観サイズや居住性が変わりません。乗り換えても格落ち感がないのがうれしい。

なぜXVかというと、それは車高がほどほどの高さで乗り降りが楽だからです。

車高が高いと乗っていても圧迫感が無いし、何よりも乗り降りが楽ちん。歳を取ってくるとこれがありがたいのです。山道を走破するWRXとかランドクルーザー的なイメージは皆無で実に軽快で小粋。AWDの安定性はそれこそスバルの代名詞ですが、そういう全天候性がXVではより強調されていて、四季折々、田舎の自然を満喫したい都会派のエイジング世代にとってはとても大事なのです。

そのハイブリッドの走行性ですが、高速道路での追い抜きなどはレガシィターボのほうがパワフルに感じるけれど、街中での加速がとてもスムーズ。ターボは確かにパワーでは勝りますがそれは高回転領域でのこと。レガシィ/ターボは、街中での中低速時にはメリットを感じにくいし、加速がぎくしゃくするのが欠点でした。XVのハイブリッドは、モーターアシスト付の自転車みたいなフィーリング。高速道路では紳士的に振る舞い、街中ではいつまでも若々しいフットワークを保ちたい。それがエージング世代のフィーリングなのです。

もうひとつは、アイサイト(EyeSight)。

まさにこれが目玉でしたね。

日立との共同開発による衝突被害軽減ブレーキシステムは、安全性をアイデンティティのひとつとしている欧州のボルボとともにスバルが最先端を走っています。ミリ波レーダーが主流のなかで、アイサイトはステレオカメラだけというとてもユニークな存在。レーダー方式だと車線認識のために補助カメラを必要としますが、カメラだけのアイサイトはコストが安くなります。日本の独壇場といってもよい画像技術により、プリクラッシュでの歩行者・自転車の認識など安全評価面ではむしろレーザー方式を凌駕します。カメラも実際に乗ってみると意外にコンパクトで気になりません。

ハイブリッド車につきもののエコ・省エネのメーターやディスプレイがうるさいほどに付いていてそれこそ余計なお世話ですが、省エネに気を遣うと年相応の枯れた運転を促してくれます。それとの組み合わせでアイサイトによるACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)が抜群のフィーリングなのです。

この週末、納車されてさっそく茅野にでかけて体験してみましたが、ほんとうに運転が楽になりました。前の車が遅ければ、適当に車線変更して追い抜くだけ。両足はまったくフリー。完全に車任せでハンドルを握っているだけです。追い越しや追い抜きをくり返しているうちについエスカレートしてスピード違反…ありがちなことですが、そういうことがなくなりました。0Kmからの全速度域で追従が可能ですから、高速ばかりではなく首都高の渋滞でも実力を発揮しました。疲れないし、イライラがないので、無理な車線変更や頻繁な加減速が無くなり、流れ任せでしかもスムーズ。

これで人生最後の車だと思って買いましたが、XVハイブリッド+アイサイトはまさにぴったりでしたね。

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ボディカラーは思い切り派手にしました。女房から冷たい視線を浴びましたが、もう世間からあれこれ言われても構わないという気持ちです。この色が気に入ったということもありますが、周囲から目立ってマークされればそれだけ安全ですし、自分自身もあまり強引な運転は控えるようになると思うのです。気がついてみれば、この色は枯葉マークと同じですね(笑)。

馬力とかトルクとかスペックの数値を追うよりも走行性とライフスタイルを意識しながら、とことん使いこなしや技術にこだわりたいということではスバラーもスバリストも同じなのだと思います。

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