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2021年09月08日09:39

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ワクチンは打つべきか?

岡田正彦『大丈夫か、新型ワクチン 見えてきた新型ワクチンの実態』(花伝社)を読んだ。著者は新潟大学名誉教授、医学博士。著者は反ワクチン原理主義者ではないが、現在接種されているCOVID-19ワクチンは開発から大規模接種の実施までの期間があまりにも短く、接種後の副反応や長期的な影響など、あまりにも分かっていないことが多すぎる。ファイザーとモデルナのワクチンの元になった二人の研究者の32本の論文をはじめ、重要と思われる関連論文全てを読んだ上で、自身は「打たない」ことを選ぶ。

本の帯によると、
・遺伝子ワクチンを作る「トゲトゲ(スパイク)たんぱく」の危険性
・DNAワクチンは10年以上たたないと安心できない
・ワクチン接種がウイルスの変異を促進する
・2〜6カ月のワクチン効果では集団免疫は無理
・治療薬の完成を待った方がよい理由

専門家を含め「打たないで感染が広がる害を、副作用等が多少はあっても打つことによる利益が上回る」との主張が、科学的根拠によって支持されていない。医師の多くが新型コロナワクチン賛成派だとしても、現代ではほとんどの医学情報が大手製薬会社のひも付き研究によるものであるため、医者の知識自体が製薬会社寄りになっている。医学論文は全て英語で書かれ、データは高度な統計処理が施されており、しかも長い論文は冒頭の要約だけを読むことが多い。その要約に生データから研究者、製薬会社に有利な主張が抽出、強調される。研究論文が、実際には製薬会社がゴーストライターに書かせ、有名教授が名前だけ貸しているケースもある。等々

著者によれば、新型コロナウイルスに感染するのは「感染した人から飛沫を浴びた場合だけ」。それを避ければ感染しない。著者の勤める施設で集団感染が起きたが、自身は感染を免れた。それは、昔から診察時には必ず白衣、マスクを着用し、勤務を終えると白衣を脱ぎ、ズボンをはき替える習慣があったからだろうという。
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