ギボン著・中野好夫訳『ローマ帝国衰亡史』をまず第20章だけ読んだ。10冊本文庫のうち古本を取り寄せた第3巻には、キリスト教をローマの国教化したコンスタンティヌス大帝と、後にキリスト教会から「背教者」との汚名を着せられた甥のユリアヌス帝が含まれ、
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平野聡著・興亡の世界史『大清帝国と中華の混迷』を読んだ。去年の夏、宮崎滔天や孫文、辛亥革命について読んだのを皮切りに、蒋介石、毛沢東と中国共産党の革命、さかのぼって司馬遷、漢帝国、後漢滅亡後から唐を含め元=モンゴル帝国まで、さらには科挙や宦
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