最近、意外だったこと

――といっても全て芸能人のこと。

俳優の田中邦衛の訃報に接し、岐阜県出身と知った。岐阜だから意外だったわけではないが、特にどこというイメージはなかった。北海道富良野はドラマ「北の国から」の役柄だし、若い頃の映画・若大将シリーズの主役・加山雄三の強烈な湘南のイメージ（映画の設定は銀座のすき焼屋の息子だったか？）に対し、オッサンぽい特異な風貌の青大将、そしてそれ以後も出身地のイメージがなかった…。

お笑いタレントの有吉弘行と電撃結婚したフリーアナウンサーの夏目三久が大阪出身とは意外だったが、つまりは今までそれほど興味を持っていなかった訳である。北川景子や戸田恵梨香など、画面では標準語を話している女優に意外に関西出身が多いのは知る人ぞ知ることだろう。

そして出身地ではないが、昨日の東京新聞の記事で、女優の加賀まりこが読書好きであることを知る。奔放な発言をする個性派というイメージだった。直感的・直観的な発想をする感性が勝ったイメージ。実際は子どもの頃、一回り上の兄と姉に相手にされないから本を読み始め、今も続くという。Wikiったら、小学生の頃に澁澤龍彦訳のサド選集を読んでいたほど早熟だったという。