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日記一覧

来年は、モーリス・ラヴェルの生誕150年だそうだ。ラヴェルのピアノ作品を深く愛するという酒井有彩が、東フィルと組んで一夜で彼の2つのピアノ協奏曲を弾く。しかも、「ソナチネ」「水の戯れ」という独奏作品も織り込んだオール・ラヴェルという意欲的な

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ここのところ、今月末の仲間との自転車ツアーに備えて、朝練と称して早朝の散策をしています。今朝は久しぶりに荒川下流に向けて往復20�辧Γ瓜�間のコース。今の荒川が、人工のものだと知っているひとは少ないと思います。私が子供の頃は、「荒川放水路」と

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すごいプログラム、すごい演奏、すごい音楽でした。世紀末から20世紀初頭にかけての成熟しきったウィーンの伝統音楽が産み落とした天才と鬼才たちの音楽。ピアノ三重奏曲という濃密に凝縮された音楽の原子核のような編成だからこそ表現できた《濃密な夜》の

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東北の歴史舞台上に繰り広げられる、キリシタン+忍者の活劇時代小説。キリシタンといえば天草や長崎。忍者といえば伊賀・甲賀。…というのが、ひと頃までのお決まり。それが、近年では東北のキリシタン、忍者という広がりを見せてきた。東北のキリシタンとい

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第七師団とは、北海道に置かれた常備師団のこと。その歴史は、そのまま近現代日本の北方の守り、日露の確執の歴史そのもの。そもそも第七師団は、内地のそれとは成り立ちが違う。内地の軍隊は、各地で徴兵されて編成された国民軍。一方、人口寡少の北海道には

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改修でしばしお休みとなる芸劇ブランチコンサートの最終回は大入り満員。1999席完売は、このシリーズでは藤田真央以来の二度目だと思います。とにかく大人気の石田泰尚。直前にはミューザ川崎に満員御礼の札が下りたし、武道館でも公演を予定しているとか

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指揮者のデュムソーは、初登場。その音楽には目からウロコ。フランスの若手だけれど、フランス近現代音楽のエッセンスがぎっしり。ルーセルの《蜘蛛の饗宴》は、その昔、FM放送で聴いたことがあるというだけ。たぶんマルティノンだと思う。CDも持っていな

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豊洲シビックセンターに奥井紫麻さんという若いピアニストのリサイタルを聴きにでかけました。お目当ての第1はファツィオリ。ファツィオリはイタリアの新興ピアノメーカー。英国のレーベル、ハイペリオンがニコライ・デミジェンコやアンジェラ・ヒューイット

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まさに驚愕の才能。ステージに現れると意外なほど小柄。ジャケットにロングパンツで全身黒ずくめ。音大出たて新任の音楽の先生みたい。その意外さが最初のラフマニノフで真反対にひっくり返る。信じられないような豪快なピアニズムと轟音。その音量の大きさ、

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大きな期待をさらに超えた。深く心をえぐり出すような凄味があった。ポール・ルイスは、私にとっては新たな才能あふれるピアニストの登場として夢中にさせてしまったピアニスト。CDなどはずいぶん聴いているのに実際の演奏を聴く機会を逃していました。それ

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NHKBS1スペシャル『正義の行方』−飯塚事件30年後の迷宮−』を書籍化したもの。映画版『正義の行方』もこの4月に公開されている。「飯塚事件」――それは、1992年に福岡県飯塚市で小学生の女児2人が殺害され無残な姿で山中に遺棄された事件。容疑者

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「ダークパターン」とは、ユーザーを意図的にだますウェブサイト設計のこと。2021年の大統領選でトランプ陣営のキャンペーンサイトで巨額の寄付金を集めることに成功した。ところが、これはすぐに大クレームに発展する。「定期的な寄付」のチェックボックスが

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日本の財政赤字が、いつ破綻してもおかしくない古今未曾有の危機的状況にあることは、誰だって薄々わかっている。それでいて、東日本大震災にせよコロナ禍にせよ、あるいはたびたび襲う地震や台風、大雨災害の有事にはいくらでも緊急対策があって、カネはざく

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前年に公募新人文学賞を受賞したばかりだった著者は、二泊三日の東北旅行に出かけた。松島に一泊後、友人を訪ねて仙台駅から福島いわき市を目指して常磐線の列車に乗る。その電車が、相馬市手前の新地駅で停車していたときに東日本大震災に遭う。その時の体験

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言ってみれば、これは終戦秘話。日本人の目に焼き付いている敗戦の映像というと、8月15日の玉音放送、8月30日連合軍最高司令官マッカーサーの厚木到着、それに9月2日の戦艦ミズーリ上での降伏文書調印という3つぐらいしか語られない。特に8月15日

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パシフィック・フィルハーモニー東京(PPT)を聴くのはこれで2度目。横山幸雄は、初登場。私自身は、恥ずかしながら、横山を聴くのは初めて。それだけにまったく予断のない虚心坦懐のままに聴きましたが、これはもう極上のベートーヴェン。ピアニズムや管

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アンティ・シーララは、ベートーヴェンのスペシャリストなんだそうです。その剛毅剛直なベートーヴェンに度肝を抜かれる思いがしました。まさに鋼鉄のピアノ。大曲三曲を5分間の小休憩を挟みながら一気に弾ききってしまう。ベートーヴェンのソナタのなかでも

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読響のメンバーによる室内楽プロジェクト。いろいろなリーダーの下で様々な編成での企画のアンサンブルシリーズです。なかでもいちばん楽しみにしているのが日下紗矢子さんが率いる室内合奏団。日下さんが率いる室内合奏団は、ベルリン・コンツェルトハウス室

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フォルテピアノの連弾――しかも、フォルテピアノは、スクエアピアノも加えて2台、さらにモダンピアノも加えて3台を弾き分けるという、ちょっと豪華なコンサート。ピアニストは、目下、大活躍中の川口成彦さん。その川口さんと同世代で、ブルージュ国際古楽

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第15回日経小説大賞受賞作。江戸時代後期の奥州を舞台に繰り広げられる極上の歴史ミステリー。選考委員3氏の全会一致での選出だったそうだ。なるほど、謎解きとほのかな男女愛の機微とを絡ませた筆致はエンタテインメントとして見事で、そこに幕末時代の幕

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クラシックファンなら知らぬ人はいないだろう。あっという間に世界で活躍するトップアーティストになった藤田真央。ちょっと規格外の天才で、その天然なキャラクターが、ベストセラー小説の映画化「蜜蜂と遠雷」で演奏を担当した風間塵そのものに重なり合う。

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倚松庵
2024年07月25日18:37

倚松庵は、文豪谷崎潤一郎の旧居。庵号は、谷崎夫人の松子にちなむ。石銘碑は、松子夫人の揮毫による。ここで名作「細雪」が執筆された。……というよりも、その舞台そのもの。家主の後藤靱雄は関西学院のサッカー選手。父がベルギー人で背が高くハンサムだっ

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秋葉原アムトランスでの新忠篤氏ミニコンサート。今回のテーマは、ダイレクト・カット盤の再生。ダイレクト・カットとは、磁気テープを介さずに直接、収録現場でラインミックスしたものをそのままカッティングマシンでラッカー盤をカットするというもの。今回

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若手演奏家を紹介する紀尾井ホール「明日への扉」シリーズ。新進気鋭の演奏家の登竜門として、これまでも数々の大型新人を送り出してきました。今回の平野友葵さんは、この春に二十歳になったばかり。桐朋学園大学を経て、昨秋にウィーンに留学したばかり。こ

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この日は、ピアノリサイタルとはいいながら、ひとつもピアノ曲がない。というのも、全てピアノ以外の楽器のために作曲された曲を、ピアノ用に編曲したもの。いわゆる〈トランスクリプション〉。最初にヘンデル。〈アフェットゥーソ〉はヴァイオリン・ソナタが

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「生態系(エコシステム)」などという表題から、環境考古学など生物学、地質学などの自然科学的分析成果を取り込んだ、学際的な近世史研究かと思ったが、実のところは、純然たる文献史学。それは文字記録をもとに史実を復元しようという、歴史研究の王道なの

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日本製鉄音楽賞は、数えてもう34回目になります。1990年に紀尾井ホールのこけら落としとともに発足。新日本製鐵鐵(当時−現・日本製鉄)の創立20周年の記念事業の一環。最初のフレッシュアーティスト受賞者は、諏訪内晶子さんでした。フレッシュアー

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大塚直哉さんが、2018年以来続けているレクチャー・コンサートが、久しぶりにさいたま芸術劇場に戻ってきたもの。このシリーズは、もともとこの劇場備え付けのポジティヴオルガン(M.ガルニエ・オルガン製作所製)を主役に据えて、チェンバロとの弾き比

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堪能した。これぞプッチーニ。冒頭に短い序奏。スカルピアの動機がどす黒く響く。その分厚い響きの何と雄渾なこと。この日のベニーニと東フィルが素晴らしかった。音量が厚く雄大。バストロンボーンが加わった金管群とティンパニが最右手、コントラバスが最左

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田部さんのこの朝日ホールでのリサイタル・シリーズは、昨年、20周年の区切りをつけました。その折り返しともいうべき新シリーズ。−SHINKA−<進化×深化×新化>の第1回。最初のモーツァルトでは、ちょっと、おや?という気がしました。田部さんのモーツ

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