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日記一覧

表題につられて手にしたが、久々のガッカリ本。表題はどうやら翻訳の出版社がつけたようで、原題は「A Thousand Brains -- A New Theory of Intelligence」。まあ、直訳すれば「千の脳 ――知能の新理論」ということになるだろう。その新理論とは、《人間の

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私が卒業した小学校は区内で二番目に古かった。区内最古を誇ったのは、創設が1年だけ前の明治7年開校のY小学校でした。そのY小学校は《赤ふん》で有名でした。区の臨海学校で一緒になると、なるほど、男子児童は全員赤ふんで、これを見た同級生の女の子た

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佐藤俊介と小菅優のデュオ。大ファンである二人のデュオということで、どうしても聴きたいリサイタル公演でした。もともとはベートーヴェンイヤーにナチュラルホルンのトゥーニス・ファン・デァ・ズヴァールトとのトリオを予定していたものが、コロナ禍の入国

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マイミクさんが紹介してくれた佐川文庫のサロンコンサートに初めて行きました。佐川文庫は、1984年から93年まで水戸市長をつとめた故佐川一信のメモリアルとしての私設図書館。佐川氏は、水戸市長在任中に市制100年記念として水戸芸術館の創設に尽く

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町田市の小さなコンサートサロン、〈アートスペース・オー〉が今年いっぱいで閉店することになりました。1989年に開設。陶器の店や陶芸教室が1階に、その上の2階のスペースで音楽会を開催するという音楽と美術が一体となったスペース。1990年2月の

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ファイザーワクチンを、わずか11ヶ月で実用化させたドイツの小さなバイオ・ベンチャーのビオンテック社に密着した迫真のドキュメンタリー。とにかく面白い。ファイザーワクチンの実体が、実はこの小さなベンチャー企業だということにも驚いたが、その会社を

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私たちは、「倭」といえば日本のことだと当たり前のように思い込んでいる。けれども、日本人の「倭」と中国や朝鮮が見ている「倭」とは別のものだ。日本書紀に「倭」とあれば、ほとんどが今の奈良県(大和国)を指している地名のこと。けれども、それは「やま

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プラジャーク・クァルテットは、この日本ツアーが現メンバーでの最後の演奏となるという。1972年結成され、50年にわたって息の長い活動を続けてきた。2015年に第1ヴァイオリンが女性奏者ヤナ・ヴォナシュコーヴァに交代したが、第2ヴァイオリンの

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久しぶりに国立劇場で舞楽を観ました。久しぶりといっても、これまでは数も限られていて、しかも、武満徹の創作であったり寺社の復活公演だったりしたので、宮内庁雅楽部の正統な形での公演は初めてです。それだけに改めて長い年月をかけて磨かれてきたその伝

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「美しい日本の私」の川端康成と「特攻」というのは容易には結びつかない。川端が、戦争末期、沖縄戦の最中に鹿児島県鹿屋の特攻出撃基地を訪れていた。同じく海軍報道班員として同道した山岡荘八が、戦後、ここでのことを能弁に語り、記念碑に揮毫までしてい

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日本の近現代建築を彩った、20人の有名建築家をずらりと並べて論ずる建築家列伝。大部で読み応えはありますが、もともとは建築専門誌に連載されたものなので、丹下健三など知った名前を見つけて、興の向くまま拾い読みしてもよしで、意外にあっという間に読

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新国立劇場初のバロック・オペラ。一昨年に予定されていたヘンデルの『ジュリオ・チェーザレ』がコロナ感染で中止となってしまい、鈴木優人の起用による古楽スタイルということもあってとても期待していました。けれども…最初のシンフォニアの響きにがっかり

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前回1月の藤田真央に続いて若手ピアニストの竹澤勇人。ふたりはほぼ同じ世代。藤田さんはいまや若手きっての人気ピアニスト。竹澤さんは桐朋学園音楽学部を卒業してディプロマコースに在籍中。これはいわば海外留学の準備中ということ。ご本人は、ドイツもの

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標題だけ見ると、何だか右派ジャーナリズムと左派のそれとの罵り合いに思えてしまう。ところがそうではない。読んでみると、ジャーナリストの矜持が示された良書。著者は、産経新聞の元論説委員長だから、もちろん朝日新聞や論壇左派、あるいは共産党への批判

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サルビアホールで聴く四重奏は至高の世界。今回は、サルビアホールのクァルテット・シリーズ二度目の体験となりますが、心の底からそう思いました。無二の陶酔感があります。クァルテット・インテグラは、やはり若いアンサンブルですが、日本の弦楽四重奏団の

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小川典子さんは、ロンドンを拠点に活動しているが頻繁に日本とも往復しているのだとか。それは何と昨年の1年間だけで12回にも及ぶ。それで通算120日間(?!)もの隔離時間を体験。指定ホテルの部屋から一歩も出られず、食事もドアでやり取りする弁当だ

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紀尾井ホール室内管弦楽団(KCO)新しいシーズンの開幕、そして、新しい首席指揮者トレヴァー・ピノック氏の就任記念…となるはずでした。ところがピノックが病気のために来日を断念。急遽、ジョナサン・コーエンが指揮者として起用された。プログラムも、

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東京・春・音楽祭の室内楽シリーズ。オール・バルトークという意欲的なプログラムだけれど、内容はそれ以上。バルトークだけというだけでもずしりと重いのに、なかなか実演では聴けない曲目ばかり。いかにも郷古廉と加藤洋之のお二人だけのように見えるけれど

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読むと違和感を覚える。それが次第に苛立ちに変わり、やがて怒りにまで成長する。著者は、日韓関係の悪化の原因は、日本人の誤解、認識不足によるものだと言いたいようだ。あるいは日韓関係を良くするためには日本人はもっと韓国を知るべきだと言いたいのか。

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桂離宮は、簡素な日本美を象徴する建築・庭園であり、それはブルーノ・タウトによって再発見された。多くの日本人は、今でもそう信じている。それをバッサリ。何とも「いけず」でそれだけに痛快。面白すぎる。日本美を代表する建築にケチがついて面白くない人

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先日、葵トリオで幕をあけた紀尾井ホール主催の新シリーズ、レジデント・シリーズのもう一本のシリーズも始まりました。川口成彦さんは、いま大注目のピアノフォルテ奏者。このシリーズでは『これはピリオド楽器でやったらどうなるだろう』『この作品をあえて

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このところ立て続けにこの著者の本を読んでいる。本書は、「天皇」という称号や日本独自の元号、国名としての「日本」が成立した飛鳥時代から奈良時代にかけての国家形成の軌跡を描く。それは、即ち、推古・厩戸から天武・持統まで、王家の人々の足跡とその継

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今上天皇は、天智系だといわれる。天智天皇が亡くなり壬申の乱が起こって、大海人皇子が勝利し即位して天武天皇となった。しかし、天武天皇系の聖武天皇には男子が育たなかった。天武系は、女帝である称徳天皇(孝謙天皇重祚)を最後として、100年ほどで絶

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「紀尾井レジデント・シリーズ」は、音楽家あるいはこの葵トリオのような室内楽グループと3年にわたり1年に1回の演奏をじっくりと聴かせるという、紀尾井ホールの新しいシリーズ。その第1回が、葵トリオ。葵トリオは、東京芸大、サントリーホール室内楽ア

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コロナ感染症拡大で2年続きで中止となっていた東京春祭のワーグナー・シリーズ3年ぶりの上演。というよりも、このシリーズにマレク・ヤノフスキが5年ぶりに帰ってきたということの方が、私にとっては大事。そのヤノフスキの《演奏会形式ワーグナー》が、従

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衝撃でした。演奏のことではありません。会場のこと。クレジットにはカッコつきで(旧 上野学園 石橋メモリアルホール)とありました。数々の名演を生み、特に室内楽や古楽アンサンブルのファンに愛されてきた名ホールでしたが、もはやその面影はほとんどあり

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何度聴いても、神尾真由子はすごいヴァイオリニストだと思ってしまいます。しかも、こうして何年かぶりに聴いてみてその進化が著しいとも感じてしまうのです。バッハのパルティータも、すでに2年前にこの浜離宮朝日ホールで全曲録音しています。後でじっくり

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始めの一撃で思わずのけぞりました。河村尚子の挑みかかるような冒頭和音。これまで聴いたことのないようなドビュッシーの前衛的内面を露わにした演奏です。巫女の一喝で目覚めた憑依霊のように岡本のチェロが決然と歌い出す。これほどまでに自由で内的な衝動

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サルビアホール(音楽ホール)は以前から行ってみたかった音楽会場です。100席ほどの小さなホールですが、とても豊かな音響が自慢で室内楽には理想的。弦楽四重奏には最適で、クラシック音楽の演奏会場としてはそこに集中しています。奇しくも東日本大震災

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本来は別の場所で聴くはずだったこのリサイタル。感染症対策の入国制限で来日が危うくなり、そちらの方は先月初めに公演中止となってしまいました。一方で、このさいたま芸術劇場の公演はスケジュール確認中とのことだったので、あわててそちらのチケットを購

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