会期末を控え、残りの法案を可決に持ち込むために
高市首相は党首討論に出席した。
その内容は、お粗末そのものだった。
6党党首による持ち時間合計が60分では、
それぞれの党の思惑が入り混じり、テーマの焦点がボケて、
結局、何も伝わらないだけの時間の無駄遣いだった。
とりわけ皇室典範の改正については、
国民の総意によるという点が焦点となったが、
高市首相からの「一人でも反対したら総意ではないというのおかしい」
というこじつけの回答に「多くの会派から疑問が出ている」と
突っ込まれると、「国会の正副議長による協議の結果を受けたものである」
と逃げを打ち、それ以上の議論は深まらないまま。
つまり、多数による可決を得れば、それが国民の総意である
という結論にたどり着く。
国民の総意という言葉の軽さが改めて認識されただけの
党首討論になってしまった。
重要な改正のはずだが、国民にとって残されたのは
モヤモヤした後の味の悪さだけだった。
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