サクラダファミリアの建築開始から140年、
キリストの塔の完成式典で、ローマ法王レオ14世の述べた祝辞
「不完全さは欠陥ではない。それは願いの証しだ」
私は15年ほど前にバルセロナを訪れて、
サクラダファミリアを見てきた。
その時にも工事中で、ガイドの話では、
今世紀に完成するかどうかわからないといっていた。
しかし、その後、このままではならないと
キリスト教徒たちから献金が集まり主塔とされる
キリストの塔の完成にこぎつけた。
それでもまだ未完成で、最終的な完成は2034年ごろになるようだ。
レオ14世の言葉は、民主主義が危うくなっている
国際的な不安定さへの鋭い警告とも受け取れる。
民主主義の「不完全さは欠陥ではない、それは願い証しだ」
と、考えれば、民主主義は不完全で危ういけれど、
それを完全な形につくりあげることが人類の飽くなき願いであると、
レオ14世が世界に発信しているように思える。
まるで王のように、神のように振る舞うトランプ大統領に、
このレオ14世の言葉を噛み締めてもらいたいものだ。
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