ホルムズ海峡の封鎖で、日本政府はエネルギー不足への
国民の不安を解消するために、備蓄は十分あるとか
原油の調達先を広げることで来年までの量を確保したとか
鎮静化に必死となっている。
その一方で、プラスチック製品や医療製品などに欠かせない
原料のナフサ不足が深刻度を増していると、T
BSの報道番組が特集を組んでいた。
政府はこの問題に関しても原油は十分にあるが、
流通段階での目詰まりが起きている可能性を含め
対策を強化するなどとコメントしていた。
なんとなくどこかで耳にしたことがあるなと思ったら
コメ不足の時の政府のコメントにそっくりだ。
あの時にも、コメの備蓄は十分にあるといい続け、
備蓄米を市場に投入することになったが、価格は下がらず
今でも米価の動きがニュースのネタになっているほどだ。
ナフサも今の段階で量は確保しているが、その供給体制と
先行きの量の確保などがはっきりしていないので、
メーカーも流通も今まで通りに生産したり供給したりが
簡単にはできないことになる。
こんな事態になることは、
原油の輸入に影響が出るとわかった時点で先に手を打つべきであって、
量を確保しただけで市場に安心感を与えることができる
と考えるのは甘すぎる。
コメ不足の体験が、原油不足に生かされていない。
同じような構造で同じような説明を繰り返す。
学習できない、先を読めない、その場限りの対策しかできない、
こんな内閣で本当に国民生活を守ることができるのだろうか。
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