大の里と豊昇龍の強い二横綱の実力伯仲で、
久しぶりに盛り上がった大相撲9月場所。
勝ち差一つで臨んだ千秋楽の横綱戦。
立ち合いから激しい突きと押しで、
豊昇龍が一気に大の里を突き出し、
これで相星となった。
13勝2敗同士の優賞決定戦では、
大の里が、場所中通りの力相撲で
新横綱として初めての賜杯を手にした。
今場所の大の里は持ち前の馬力を思う存分発揮し、
相手を弾き飛ばすほどの猛烈な突き押しと、
重い身体を寄せる圧力が圧巻だった。
豊昇龍は、横綱になって大関時代の豪快さが消え、
スランプ?とも思えたが、今場所は持ち前のスピードと
勝負勘を十分に発揮して、本来の力相撲が奏功していた。
本割りでの豊昇龍は、本来の勝ちの形で勝ち。
優賞決定戦の大の里も、本来の勝ちの形で勝った。
奇しくも、両者の勝ちの形を観られたわけだ。
二人の個性が出た2番勝負は見応えがあり、
来場所はもっとおもしろい対決が楽しめるだろう。
ただし、大の里は引き癖、豊昇龍は14日目の変化癖が、
出なければという条件付きだけれど。
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