市街地を舞台に繰り広げられるアーバンスポーツとして、
スケートボード、BMXなどについでブレイキンが
パリ五輪に登場した。
アーバンスポーツは公園や一般道路、街角などが
プレー場で、点数や強さ、速さを競うのではなく、
かっこよさ、若者の遊びの感性を重視している競技だ。
IOCがこうした競技を積極的に採用しているのは、
若者の五輪離れが背景にあるとされている。
国を背負うとか、メダルの数を競うというのは、
若者達(だけえはない)にとって格好わるく、かったるいことだ。
スポーツとは本来、身体を動かして心を解放的にしたり、
仲間と技を競うことで、お互いに高みを目指し、
気持を通わせる存在だった。
そうした楽しさがいつの間にか、失われ、
草野球的な面白さがなくなってきているのが今のスポーツだ。
アメリカではスポーツとはエンターテイメントであり、
ヨーロッパではカルチャーとされているが、
日本では古色蒼然とした教育という受け止めが今も続いている。
教え育てることが、体育という学課となっているわけだ。
最近では、中学生のスポーツ離れが増えて、
部活が維持できなくて廃部しているスポーツも少なくないという。
教育という堅苦しさに、こどもたちも気づいているのだろう。
アーバンスポーツが、
ふたたびスポーツ本来の面白さに気づかせていることが、
若者のあいだでブームになっている理由だ。
五輪は旧くて新しい、そんな将来を模索していかないと
文字通り五輪離れが加速することになる。
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