千秋楽の三役そろい踏みの後の取り組み三番で、
勝者に行司から渡されるのが、
小結にかなうとして、弓の矢。
つぎが関脇にかなうとして弦。
最後が大関にかなうとして弓。
三番目の勝者の代わりに弓取り式が行われ、
これにて千秋楽となる。
かなうとは適している、ふさわしというような意味だ。
横綱が生まれたのは江戸時代の中期で
それまでの最高位は大関だったのでそのなごりが
千秋楽三番取り組みの儀式にこめられているわけだ。
大相撲1年の納めの九州場所も
昨日、8日目が終わって折り返しにはいった。
横綱照ノ富士が休場しているので
昔の大関最高位時代にここ数場所、
戻っていることになる。
ところがこの大関陣が、どうもいけない。
先場所優勝の貴景勝は、早くも三敗で横綱昇進は無理。
豊昇龍は、立ち会いのにらみ合いで審判から注意を受け、
取り口は、かつての横綱白鵬のようにだめ押しするなど強引で、
相撲に美しさが欠ける。
三人目の霧島も、今ひとつピリッとしない。
大関にかなう、とは言い難い三人なので、
このままでは平幕優勝になりかねない。
まあ、そのほうが相撲ファンにとっては
面白いけれどね。
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