「デジタル全体主義」という言葉を
最近、見聞きする機会が増えてきた。
とりわけ新型コロナ発生の地とされる中国が
感染者をデジタル技術で追跡、監視して
感染拡大を抑制したことに端を発し、
デジタル全体主義がクローズアップされはじめた。
だが、デジタル全体主義は決して中国だけではない。
日本でもマイナンバーカードへの登録に
マイナポイントをつけて普及に力を入れている。
身分証明だけでなく銀行預金や健康保険、
病院のカルテまで紐付きにすることを想定しているので、
個人情報が管理され、
行くつく先は全体主義の社会といわれている。
一方でまちなかではスマホを見つめる人で
あふれかえっている。
そんな風景を見るにつけて、デジタルに管理されたがっている
人が多いなあと、不思議に思えてくる。
アナログの新聞や本を読まないと、
物事を俯瞰して見つめる感覚が薄れて、
目の前にある自分に都合のよい情報にばかりとらわれ、
視野は狭まって、判断力に柔軟性を失う。
多様性を求めていながら、
自らデジタルで一元管理されていくことに
気付かないまま全体主義に取り込まれていく。
デジタルを便利に使っているうちに
デジタルに使われていく…。
デジタルを疑え!!
そう呼びかけたい気持だ。
ログインしてコメントを確認・投稿する