日本国内の観光地で、
行きたいところナンバーワンに
つねにいちばんにあげられるのが、北海道といわれている。
その人気をさらに伸ばそうと、
悲願でもあった北海道新幹線が開通して丸2年を過ぎた。
その新幹線が、100億円規模の赤字に陥っているという。
異常気象、台風、そして胆振地震など、
自然災害による観光客減少も赤字原因の原因だろが、
果たして、膨大な経費を投じる必要があったのか疑問だ。
時間も経費も節約できる飛行機と対抗するには、
新幹線では無理があったのではないか。
私は飛行機よりも新幹線、新幹線よりも在来線、
それも各駅停車の旅が好きだ。
北海道は観光地がたくさんあるけれど、
壮大な大地を各駅停車の列車でじっくりと移動してこそ、
人と自然が一つになる醍醐味を味わうことができる。
そうした旅の原点にたって発想した計画が
そもそもJR北海道自体にないように思える。
むしろ経費削減のために、在来線は廃線の方向に傾いている。
列車が運んでいるのは人と物、だけではない、
そんな思いを込めたJRの広告を、ずいぶん昔、見た記憶がある。
もういちど、その出発点に戻ってみてはどうだろうか。
より速く、より効率的にばかりでは、
列車の魅力は失われ、客離れは進むばかりだろう。
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