サウジアラビアの政治体制を批判し続けていた
ジャーナリストがトルコの領事館で殺害された事件。
当初、事実なら制裁をすると
拳を振り上げていた、トランプ米大統領は、
日本円にして12兆円もの武器を購入するサウジアラビア政府に配慮して、
トーンダウンしていた。
ところが、トルコ政府がジャーナリスト殺害の
音声テープを公開すると、また、一転して制裁に…。
どうも大統領の歯切れが悪い。
サウジアラビア対トルコ対米国。
そこにイラクを挟んで、三すくみの図式がみえる。
ムハンマド王子を擁護するような発言をすれば、
米国内では、トランプを支持するユダヤ教徒が黙っていまい。
かといって、このまま放置すると
EUをはじめ国際社会から人権、
表現の自由への批判が重しになる。
そのうえ、アラブの油は欲しいので、
いいとこ取りしたいビジネスマンの大統領は、
政治の複雑さと難しさに直面して頭の痛いことだろう。
こうした混乱の中で、トルコともサウジとも
関係が決して悪くない、日本外交の存在感のなんとも軽いこと。
河野外務相は、どこを外遊しているのだろうか。
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